このページでは、イングランドのプロサッカーリーグ、
イングランドプレミアリーグのダービーマッチについて紹介しています。
ダービーマッチはスポーツ界で呼ばれる、ライバルチーム同士の試合、
要するに通常の試合とは違う、選手もサポーターも熱く・激しくなる試合のことです。
まずダービーマッチがわからない!という方は以下をご覧ください。
- イングランドプレミアリーグ ダービーマッチまとめ11選
- マージサイド・ダービー(エヴァートン 対 リヴァプール)
- マンチェスター・ダービー(マンチェスターU 対 マンチェスターC)
- ノースウェスト・ダービー(マンチェスターU 対 リヴァプール)
- ノース・ロンドン・ダービー(アーセナル 対 トッテナム)
- ビックロンドン・ダービー(アーセナル 対 チェルシー)
- ローズ・ダービー(マンチェスターU 対 リーズ)
- タイン・ウェア・ダービー(ニューカッスル 対 サンダーランド)
- バーミンガム・ダービー(アストン・ヴィラ 対 バーミンガム)
- ウエスト・ロンドン・ダービー(ブレントフォードFC、チェルシーFC、フラムFC、クイーンズ・パーク・レンジャーズFC(QPR))
- サウスウェールズ・ダービー(カーディフ 対 スウォンジー)
- M23ダービー(ブライトン 対 クリスタルパレス)
- まとめ:イングランドプレミアリーグダービーマッチ11選
イングランドプレミアリーグ ダービーマッチまとめ11選
ダービー名 | 対戦クラブ |
マージーサイド・ダービー | リヴァプールFC 対 エヴァートンFC |
マンチェスター・ダービー | マンチェスター・ユナイテッドFC 対 マンチェスター・シティFC |
ノースウェスト・ダービー | マンチェスター・ユナイテッドFC 対 リヴァプールFC |
ノース・ロンドン・ダービー | トッテナム・ホットスパーFC 対 アーセナルFC |
ビッグロンドン・ダービー | アーセナルFC 対 チェルシーFC |
ローズ・ダービー | マンチェスター・ユナイテッドFC 対 リーズ・ユナイテッドFC |
タイン・ウェア・ダービー | ニューカッスル・ユナイテッドFC 対 サンダーランドAFC |
バーミンガム・ダービー | バーミンガム・シティFC 対 アストン・ヴィラFC |
ウェスト・ロンドン・ダービー | チェルシーFC,フラムFC,クイーンズパーク・レンジャーズFC,ブレントフォードFC 以上の4チームで争われるダービー |
サウスウェールズ・ダービー | カーディフ・シティFC 対 スウォンジーシティ |
M23ダービー | ブライトン 対 クリスタルパレス |
以上11つのダービーの紹介をしていきたいと思います。
細かく見るともっとたくさんのダービーがあるのですが、プレミアリーグでよく見られるダービーとなると、以上の11個に絞られるかなと思います。
では1つずつ見ていきましょう。
マージサイド・ダービー(エヴァートン 対 リヴァプール)
イングランドのリヴァプール市に本拠地を置く2つのサッカークラブ、
エヴァートンFCとリヴァプールFCとの間で行われるダービーマッチのことです。
1962-63シーズン以降は途切れることなくトップリーグ(ファーストディヴィジョン、プレミアリーグ)でダービーが行われており、これはイングランドのダービーにおいて最長の記録です。
1980年代中盤以降、グラウンド内外でライバル意識が高まり、プレミアリーグ発足以降は他の試合よりも多くのレッドカードが提示される試合となっています。
現在では「プレミアリーグで最も乱雑で危険な試合」と言われています。
マンチェスター・ダービー(マンチェスターU 対 マンチェスターC)
イングランド・マンチェスターに本拠地を置く、
マンチェスター・ユナイテッドFCとマンチェスター・シティFCの間で行われるダービーマッチのことです。
2022年現在、明暗が分かれている2チーム。
2012ー13シーズンに優勝して以来優勝がないマンチェスターユナイテッド。
2013ー14シーズンから2021ー22シーズンにかけて9シーズンの間、5回の優勝をしているマンチェスターシティ。
ただ対戦成績においては、マンチェスターユナイテッドが勝ち越しています。
1881年から行われているこのダービーマッチ。
ただ両者のライバル関係がはっきりしだしたのは、1970年12月の対戦からで、ジョージ・ベストがシティのディフェンダー、グリン・パードーの足を文字通り完全破壊した(足そのものが失われる寸前だったという)ことが最大のきっかけと言われています。
翌シーズン以降、マンチェスター・ダービーは常に乱闘寸前の荒れた雰囲気を伴うものとなったと言われています。
ノースウェスト・ダービー(マンチェスターU 対 リヴァプール)
イングランドの強豪同士、マンチェスター・ユナイテッドFCとリヴァプールFCの試合は、
世界的に注目を集めるビッグマッチの一つです。
イングランド・ダービー、イングリッシュ・ダービーと呼ばれることもあり、イングランドのナショナルダービーであるとされています。
両クラブとも60個以上のタイトルを獲得しており、長年イングランドの覇権を争ってきました。
通算成績は、マンチェスターユナイテッドが勝ち越していますが、近年の成績ではリヴァプールの方が上になることが多い。
マンチェスターも徐々に復調してきているので、今後も注目のダービーとなります。
ノース・ロンドン・ダービー(アーセナル 対 トッテナム)
イングランドの首都ロンドン北部をホームタウンとする2つのクラブ、
アーセナルFCとトッテナム・ホットスパーFCの間で行われるダービーマッチです。
数あるダービーマッチの中でも歴史あるダービーの一つと言われています。
この因縁のダービーが激しさを増したのは、まず1913年にアーセナルが本拠地をトッテナムの本拠地から僅か6㎞の位置に建設したことから始まったと言われています。
その後2001年当時のトッテナムキャプテンのソルキャンベルが、フリー移籍でアーセナルに移籍をしたことから、さらに両クラブの関係が悪化したと言われています。
通算成績はアーセナルが勝ち越していますが、ここ数年はホームチームが勝利するという五分の戦いが続いております。
ビックロンドン・ダービー(アーセナル 対 チェルシー)
イングランドの首都ロンドンをホームタウンとする両クラブによるビッグマッチです。
このダービーはビッグロンドン・ダービーとも呼ばれ、アーセナルFCとチェルシーFCの対戦。
ちなみにビッグロンドンダービーと言っているのは日本だけで、現地ではロンドン・ダービーの一つとされています。
アーセナルが2003-04シーズンに無敗優勝を果たし、
チェルシーはその次の年にモウリーニョを招聘し、2004ー05、2005ー06シーズン連覇するなど、ライバル関係は強まる一方です。
通算成績はアーセナルが勝ち越していますが、近年の成績は五分の戦いとなっています。
ローズ・ダービー(マンチェスターU 対 リーズ)
このダービーは、マンチェスターユナイテッドとリーズ・ユナイテッドの対戦となります。
この因縁が始まったのは、何と1455年。
マンチェスターを治めるランカスター家とリーズを治めるヨーク家が、
イングランドの王権をかけて戦った薔薇戦争まで遡ります。
戦争の後も両者のライバル意識が高く、両チームの試合は必然的に激しくなっていきます。
対戦成績はマンチェスターユナイテッドが勝ち越しています。
タイン・ウェア・ダービー(ニューカッスル 対 サンダーランド)
このダービーは、ニューカッスル・ユナイテッドFCとサンダーランドAFCの試合を指す異称で、
歴史的な経緯から上記のように呼ばれているダービーです。
20世紀中は極めて暴力的な事件が頻発する試合の一つでもあったそうです。
歴史的な経緯の部分は、産業関係が絡んでいるようですね。
このダービーはコンタクトが激しい試合が多く、特にイングランド、そしてニューカッスルの英雄アラン・シアラーがこの試合で重傷を負い、そのまま引退を余儀なくされました。(元々そのシーズンでの引退を表明していた。)
そんなこんなで試合が開催されれば今でも毎回約50人が逮捕される試合となっています。
バーミンガム・ダービー(アストン・ヴィラ 対 バーミンガム)
イングランドのバーミンガム市に本拠地を置く2つのサッカークラブ、
アストン・ヴィラFCとバーミンガム・シティFCの対戦となります。
バーミンガム市がイギリス第2の人口を持つ都市であることから、イギリス国内ではセカンドシティ・ダービーと呼ばれることが多く、バーミンガム市が所在する地域名からウェストミッドランド・ダービーとも呼ばれています。
初対決が1879年と古くからの因縁の対決は、毎回激しい戦いになります。
通算成績は、アストン・ヴィラが勝ち越している。
ウエスト・ロンドン・ダービー(ブレントフォードFC、チェルシーFC、フラムFC、クイーンズ・パーク・レンジャーズFC(QPR))
イングランドの西ロンドンに本拠地を置くサッカークラブ同士が対戦するローカル・ダービー。
ブレントフォードFC、チェルシーFC、フラムFC、クイーンズ・パーク・レンジャーズFC(QPR)の4チーム間で行われる対戦を指します。
他のダービーに比べ同じカテゴリーにいる期間が短く対戦も多くないので、少し注目度は低い。
サウスウェールズ・ダービー(カーディフ 対 スウォンジー)
ともにウエールズにあるチームだが、イングランドプレミアリーグに参入している2チーム、
カーディフ・シティFCとスウォンジーシティ
一時期この2チームが対戦する際、アウェーチームのサポーターを入場禁止にする措置が取られるなど、激しい試合となっていました。
数年後この措置は解けましたが、両者の対決の際は、毎回警察が出動するなど、厳戒態勢が敷かれているようです。
M23ダービー(ブライトン 対 クリスタルパレス)
南ロンドンに本拠地のある2チーム
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンとクリスタル・パレスの対戦となります。
少し変わったネーミングのダービーですが、その名の由来は、
ブライトンと、クリスタルパレスを結ぶM23という高速道路からきています。
このダービーは、プレミアリーグで対戦したのが2018年が初めてですが、長年のライバル関係からか、試合後には逮捕者が出ることもある熱い試合になります。
プレミアリーグで顔を合わせた回数がまだ少ないのでサポーターもより熱狂的になるのかもしれませんね!!!
まとめ:イングランドプレミアリーグダービーマッチ11選
今回は、イングランドプレミアリーグで開催される歴史のあるダービーマッチ11選を紹介しました。
- マージーサイド・ダービー:リヴァプールFC 対 エヴァートンFC
- マンチェスター・ダービー:マンチェスター・ユナイテッドFC 対 マンチェスター・シティFC
- ノースウェスト・ダービー:マンチェスター・ユナイテッドFC 対 リヴァプールFC
- ノース・ロンドン・ダービー:トッテナム・ホットスパーFC 対 アーセナルFC
- ビッグロンドン・ダービー:アーセナルFC 対 チェルシーFC
- ローズ・ダービー:マンチェスター・ユナイテッドFC 対 リーズ・ユナイテッドFC
- タイン・ウェア・ダービー:ニューカッスル・ユナイテッドFC 対 サンダーランドAFC
- バーミンガム・ダービー:バーミンガム・シティFC 対 アストン・ヴィラFC
- ウェスト・ロンドン・ダービー:チェルシーFC,フラムFC,クイーンズパーク・レンジャーズFC,ブレントフォードFC
- サウスウェールズ・ダービー:カーディフ・シティFC 対 スウォンジーシティ
- M23ダービー:ブライトン 対 クリスタルパレス
以上11個のダービーを取り上げました。
ダービーマッチは、クラブとクラブのライバル意識が両クラブの選手・サポーターを熱くします。
普段とは違う熱狂が、テレビを見ていても伝わってくるので、そういう視点で見る試合を決めるのも面白いかもしれません。
その他の国のダービーもまとめていきますので、是非併せてご覧ください。
イタリアセリエA
スペインラリーガ
ドイツブンデスリーガ
フランスリーグアン
上記国以外の世界に知られる熱狂的なダービーマッチ10選
プレミアリーグの視聴に関しては、U-NEXTで独占配信となっています。
以上!!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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