「オランダってどんな強さ?」「チュニジアって知らない…」という方も安心!
グループFの4カ国を、サッカー初心者でもわかるように一から解説します。
W杯2026の基本情報はまず → 記事①「W杯2026完全ガイド」をご覧ください。
グループFとは?日本の置かれた状況
日本代表はグループFに振り分けられました。
| チーム | FIFAランキング |
|---|---|
| オランダ | 7位 |
| 日本 | 18位 |
| チュニジア | 44位 |
| スウェーデン | 38位 |
オランダという強豪がいますが、ランキングだけで実力差をはかれないのがW杯の面白さ。グループ突破(ベスト32進出)は十分現実的な組み合わせです。
日本——アジアの雄、W杯常連国
基本情報
- FIFAランキング:18位
- 大陸連盟:AFC(アジア)
- W杯最高成績:ベスト16(2002年・2010年・2022年)
予選の道のり
AFC(アジアサッカー連盟)の最終予選(3次予選)グループCで堂々の首位通過。中国・バーレーン・オーストラリア・インドネシア・サウジアラビアを相手に圧倒的な成績を残し、アジア最強の座を証明した。
オランダ——欧州の名門、世界7位の強豪
基本情報
- FIFAランキング:7位
- 大陸連盟:UEFA(欧州)
- W杯最高成績:準優勝(1974年・1978年・2010年)
どんなチーム?
オランダは「トータルフットボール(全員攻撃・全員守備)」という戦術を生み出した、世界的に有名なサッカー大国です。
オレンジ色のユニフォームから「オレンジ軍団」とも呼ばれ、常にW杯優勝候補の一角に名前が挙がります。
予選の道のり
UEFA欧州予選のグループステージをグループ首位で突破。プレーオフに回ることなく、余裕を持って本大会出場を決めた。さすがの貫禄を見せた予選突破だった。
注目選手
フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール/イングランド)
世界最高クラスのディフェンダー(守備の選手)。身長193cmの高さと圧倒的なフィジカルを持ち、リヴァプールでは欧州チャンピオンズリーグも制覇しています。
コーディ・ガクポ(リヴァプール/イングランド)
オランダ代表の攻撃の中心を担うウインガー。プレミアリーグのリヴァプールで活躍し、スピードと得点力を兼ね備えた万能型FWです。2022年カタール大会でも印象的なゴールを決めており、要注意の選手。
日本との相性・過去の対戦成績
| 通算成績 | 日本の勝利 | 引き分け | 日本の敗北 |
|---|---|---|---|
| 3試合 | 0勝 | 1分 | 2敗 |
オランダ相手に日本はまだ一度も勝ったことがありません。特に印象的なのは2010年南アフリカW杯(スナイデルのゴールで1-0敗戦)。ただし前回カタール大会では下馬評を覆してドイツ・スペインを破った日本。「格上相手に強い」という実績があります。
日本サポーター的には「ここで勝ち点を取れれば大きい」という試合。引き分けでもOK!
チュニジア——アフリカの堅守チーム、実は日本と因縁あり
基本情報
- FIFAランキング:44位
- 大陸連盟:CAF(アフリカ)
- W杯最高成績:グループリーグ敗退(複数回出場経験あり)
どんなチーム?
チュニジアはアフリカ北部の国で、アフリカの中でも組織的な守備力で知られるチームです。個人の技術よりも「チーム全体で守って速攻で得点する」というスタイルが特徴。
ランキングは44位ですが、数字ほど楽な相手ではありません。アフリカのチームは身体能力が高く、特にフィジカル(体の強さ)を活かした守備は侮れません。
予選の道のり
CAF(アフリカサッカー連盟)の最終予選を突破。アフリカ枠9.5の激戦を勝ち抜き、本大会への切符を掴んだ。堅守を武器に着実に勝ち点を積み上げる予選巧者ぶりを見せた。
注目選手
ハンニバル・メイブリ(バーンリー/イングランド)
チュニジア代表の若きエース的ミッドフィルダー。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、テクニックと運動量を兼ね備えた中盤の要。チュニジアの攻撃を組み立てる司令塔です。
エリス・スキリ(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
チュニジア代表の主将(キャプテン)を務めるベテランMF。代表キャップ数80以上を誇る経験豊富な守備的ミッドフィルダーで、チームの中盤を引き締める精神的支柱です。ドイツ・ブンデスリーガで長年活躍しており、チュニジアの顔と言える存在。
日本との因縁・過去の対戦成績
| 通算成績 | 日本の勝利 | 引き分け | 日本の敗北 |
|---|---|---|---|
| 6試合 | 5勝 | 0分 | 1敗 |
実は日本とチュニジアには歴史的な一戦があります。2002年の日韓ワールドカップで、日本はチュニジアに2-0で勝利(森島・中田英のゴール)。あの伝説のグループリーグ突破の試合です。
通算成績は日本が5勝1敗と大きく優勢。唯一の黒星は2022年キリンカップ決勝でチュニジアに0-3と完敗した試合。直近2023年の対戦では2-0で雪辱を果たしています。
日本にとっては「絶対に落とせない試合」。W杯2002の再現を!
スウェーデン——北欧の実力国、強力FWに要注意
基本情報
- FIFAランキング:38位
- 大陸連盟:UEFA(欧州)
- W杯最高成績:3位(1994年)
どんなチーム?
スウェーデンは欧州の強豪で、組織的なサッカーと高い運動量、フィジカルの強さが特徴。個人技よりもチーム戦術で勝負するタイプです。
スウェーデンは「格下」ではなく「同格かそれ以上」のチーム。油断は禁物!
予選の道のり
UEFA欧州予選のグループBに入ったスウェーデンですが、スイス・コソボ・スロベニア・ベラルーシとの戦いでは本来の力が発揮できず、グループ最下位に終わってしまいます。
しかし、ここで救いの手が差し伸べられました。UEFAネーションズリーグでの好成績(グループ優勝)が評価され、W杯予選グループを突破できなかったチームの中から成績上位としてプレーオフへの出場権を獲得したのです。
そのプレーオフでは別人のような強さを発揮。準決勝でウクライナを3-1と完破、決勝ではポーランドとの大接戦を3-2でギリギリ制し(ギェケレシュが88分に決勝点!)、2018年大会以来8年ぶりのW杯出場を決めました。
予選は苦しみながらもプレーオフで本領発揮。「大舞台で強い」という印象を残したチームです。
注目選手
アレクサンダー・イサク(リヴァプール/イングランド)
スウェーデン代表のエースストライカー。プレミアリーグで屈指の得点力を誇るFWで、スピードと決定力を持つ危険な選手です。
ヴィクトル・ギェケレシュ(アーセナル/イングランド)
プレミアリーグの名門アーセナルに所属するFW。プレーオフ準決勝ウクライナ戦で3ゴールと大爆発した圧倒的な得点力でヨーロッパ中から注目を集めています。
日本との相性・過去の対戦成績
| 通算成績 | 日本の勝利 | 引き分け | 日本の敗北 |
|---|---|---|---|
| 5試合 | 1勝 | 3分 | 1敗 |
最後に対戦したのは2002年の親善試合(1-1引き分け)と20年以上前。最古の一戦は1936年ベルリン五輪で日本が3-2と逆転勝利した試合です。唯一の黒星は1997年タイキングスカップ(0-1)。ほぼ互角の成績です。
ただし数字に油断は禁物。プレーオフを見れば分かる通り、スウェーデンは「ここぞ」という場面での爆発力がある。イサク・ギェケレシュの2トップは世界トップクラスの破壊力を持つだけに、守備面での集中が求められます。
日本がグループ突破するためのシナリオ
グループ突破の条件おさらい
今大会は48カ国・12グループの新フォーマット。各グループの上位2チームに加え、3位でも上位8チームは決勝トーナメントへ進出できます(詳しくは記事①参照)。
最有力シナリオ:第1戦がカギ
| 試合 | 目標 | 理由 |
|---|---|---|
| 第1戦 vs オランダ(6/15) | 引き分け以上 | 勝ち点1でも取れれば大きい |
| 第2戦 vs チュニジア(6/21) | 勝利 | 絶対に落とせない直接対決 |
| 第3戦 vs スウェーデン(6/26) | 引き分け以上 | 過去の対戦成績でも優勢。勝ち点を積む |
仮に第1戦オランダに負けても、第2・3戦で結果を出せれば3位での決勝トーナメント進出が現実的。新フォーマットの恩恵をフル活用しましょう。
日本代表の試合は、6月15日(月)朝5時キックオフのオランダ戦からスタート!
まとめ
| チーム | 難易度 | 過去の対戦 | キーポイント |
|---|---|---|---|
| オランダ | ★★★★☆ | 0勝1分2敗(日本未勝利) | 引き分け狙いで勝ち点1が目標 |
| チュニジア | ★★★☆☆ | 5勝0分1敗(日本優勢) | 2002年の再現を!絶対に勝ちたい |
| スウェーデン | ★★★☆☆ | 1勝3分1敗(ほぼ互角) | 強力FWに注意。最低でも引き分け |
グループ突破の可能性は十分あり。
日本代表をしっかり応援しましょう!


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