⚠️ 大会方式が変わりました(2025年大会〜)
この記事は2023年インドネシア大会の時点でまとめたものです。U-17ワールドカップはその後、2025年大会から「毎年開催・48チーム制」に変更されました(それ以前は2年に1回・24チーム)。あわせて2025〜2029年の5大会はカタールで開催されることも決まっています。
最新の2026年大会の日程・組み合わせ・日本代表メンバーはこちら → 【2026年11月開幕】FIFA U-17ワールドカップ カタール2026|日程・組み合わせ・日本代表メンバー
皆さんは、U-17(17歳以下)のワールドカップがあるのを知っていますか?
実はワールドカップの名称がついたサッカーの大会はたくさんあります。
- FIFAワールドカップ(FIFA World Cup)
- FIFA U-20ワールドカップ(FIFA U-20 World Cup)
- FIFA U-17ワールドカップ(FIFA U-17 World Cup)
- FIFAクラブワールドカップ(FIFA C World Cup)
- FIFA女子ワールドカップ(FIFA Women’s World Cup)
- FIFA U-20女子ワールドカップ(FIFA Under-20 Women’s World Cup)
- FIFA U-17女子ワールドカップ(FIFA Under-17 Women’s World Cup)
- FIFAフットサルワールドカップ(FIFA Futsal World Cup)
- FIFAビーチサッカーワールドカップ(FIFA Beach Soccer World Cup)
- FIFAeワールドカップ(FIFAe World Cup)
実はこんなにたくさんあるんです。
ということで、今回は
FIFA U-17ワールドカップについて解説していきたいと思います。
興味ある方は是非ご覧ください。
- FIFA U-17ワールドカップについて
- 歴代優勝国
- 各年代でその後日本代表として活躍した選手一覧
U-17ワールドカップは2025年大会から毎年開催になり、次回は2026年11月19日〜12月13日にカタールで行われます。
では始めていきます。
FIFA U-17ワールドカップについて
このワールドカップは17歳以下の選手で構成される、各国の代表選手の世界大会です。
2005年まではFIFA U-17世界選手権と呼ばれていました。
2007年大会からFIFA U-17ワールドカップと名称変更され開催されています。
試合にあたり各チームの登録人数は、21人(うちゴールキーパーは最低3人)となっています。
出場資格は大会ごとに生年で区切られます。たとえば2026年大会は2009年1月1日〜2011年12月31日生まれの選手が対象です。日本の学年でいうと、おおむね高校2年生〜中学2年生にあたります。
大会方式は2025年大会から大きく変わりました
長らく「2年に1回・24チーム」で行われてきましたが、2025年大会から「毎年開催・48チーム」に変更されました。
| 〜2023年(インドネシア大会まで) | 2025年〜2029年 | |
| 開催間隔 | 2年に1回(隔年) | 毎年 |
| 出場チーム | 24チーム | 48チーム |
| グループ | 4チーム×6組 | 4チーム×12組 |
| 決勝トーナメント | 16チーム(ベスト16から) | 32チーム(ラウンド32から) |
| 試合数 | 52試合 | 104試合 |
| 開催地 | 大会ごとに変更 | カタールで5大会連続 |
決勝トーナメントに進めるのは、各グループ上位2チーム(24)+3位チームのうち成績上位8チーム=32チームです。48チーム中32チームなので、3分の2が突破できる計算になります。
💡 なぜ変わったのか
FIFAが2024年3月に決定しました。ねらいは若い世代に世界大会の経験を積ませる機会を増やすことと、出場枠を24→48に広げてより多くの国に門戸を開くことです。隔年開催だと「自分の学年は開催年に当たらない」というだけで世界大会に出られない世代が生まれますが、毎年開催ならどの学年にも必ず1回はU-17ワールドカップがあることになります。
⚠️ 「◯大会連続」と年数がズレます
毎年開催に変わったため、「5大会連続」=「5年連続」ではありません。日本の場合、2017・2019・2023・2025・2026年大会で5大会連続。間に隔年開催の時期と、2021年大会の中止(新型コロナ)が挟まっているためです。
各大陸の出場国枠
48チーム制になってからの出場枠は以下の通りです。
| 大陸連盟 | 現在(48チーム制) | 以前(24チーム制) |
| UEFA(ヨーロッパ) | 11 | 5 |
| CAF(アフリカ) | 10 | 4 |
| AFC(アジア) | 9(開催国含む) | 4 |
| Concacaf(北中米カリブ海) | 8 | 4 |
| CONMEBOL(南米) | 7 | 4 |
| OFC(オセアニア) | 3 | 2 |
| 開催国枠 | — ※現在はアジア枠に含む | 1 |
| 合計 | 48 | 24 |
👀 いちばん増えたのはヨーロッパ
24チーム時代のヨーロッパはわずか5枠で、年齢制限のないワールドカップと比べてもかなり少ない配分でした。48チーム制では11枠と2倍以上になり、全大陸で最多の枠を持っています。アフリカも4→10と大きく増えました。
歴代優勝国紹介
| 回 | 年 | 開催国 | 優勝国 | スコア | 準優勝国 | 3位 | 4位 | 日本成績 |
| 1 | 1985 | 中国 | ナイジェリア | 2-0 | 西ドイツ | ブラジル | ギニア | 不参加 |
| 2 | 1987 | カナダ | ソ連 | 1ー1 (PK3-1) | ナイジェリア | コートジボワール | イタリア | 予選敗退 |
| 3 | 1989 | スコットランド | サウジアラビア | 2ー2 (PK5ー4) | スコットランド | ポルトガル | バーレーン | 不参加 |
| 4 | 1991 | イタリア | ガーナ | 1-0 | スペイン | アルゼンチン | カタール | 不参加 |
| 5 | 1993 | 日本 | ナイジェリア | 2-1 | ガーナ | チリ | ポーランド | ベスト8 |
| 6 | 1995 | エクアドル | ガーナ | 3-2 | ブラジル | アルゼンチン | オマーン | グループリーグ敗退 |
| 7 | 1997 | エジプト | ブラジル | 2-1 | ガーナ | スペイン | ドイツ | 予選敗退 |
| 8 | 1999 | ニュージーランド | ブラジル | 0-0 (PK8-7) | オーストラリア | ガーナ | アメリカ | 予選敗退 |
| 9 | 2001 | トリニダード・トバゴ | フランス | 3-0 | ナイジェリア | ブルキナファソ | アルゼンチン | グループリーグ敗退 |
| 10 | 2003 | フィンランド | ブラジル | 1-0 | スペイン | アルゼンチン | コロンビア | 予選敗退 |
| 11 | 2005 | ペルー | メキシコ | 3-0 | ブラジル | オランダ | トルコ | 予選敗退 |
| 12 | 2007 | 韓国 | ナイジェリア | 0-0 (PK3ー0) | スペイン | ドイツ | ガーナ | グループリーグ敗退 |
| 13 | 2009 | ナイジェリア | スイス | 1-0 | ナイジェリア | スペイン | コロンビア | グループリーグ敗退 |
| 14 | 2011 | メキシコ | メキシコ | 2-0 | ウルグアイ | ドイツ | ブラジル | ベスト8 |
| 15 | 2013 | アラブ首長国連邦 | ナイジェリア | 3-0 | メキシコ | スウェーデン | アルゼンチン | ベスト16 |
| 16 | 2015 | チリ | ナイジェリア | 2-0 | マリ | ベルギー | メキシコ | 予選敗退 |
| 17 | 2017 | インド | イングランド | 5-2 | スペイン | ブラジル | マリ | ベスト16 |
| 18 | 2019 | ブラジル | ブラジル | 2-1 | メキシコ | フランス | オランダ | ベスト16 |
| 2021 | 新型コロナに | より | 中止 | |||||
| 19 | 2023 | インドネシア | ドイツ | 2ー2 (PK4-3) | フランス | マリ | アルゼンチン | ベスト16 |
| 20 | 2025 | カタール | ポルトガル | 1-0 | オーストリア | イタリア | ブラジル | ベスト8 |
| 回 | 年 | 開催国 | 優勝国 | スコア | 準優勝国 | 3位 | 4位 | 日本成績 |
U-17日本代表からA代表まで登りつめた選手一覧(年代別)
※日本がアジア予選で敗退した年も含め、その年代のU-17日本代表から後にA代表へ進んだ選手をまとめています。
1993年大会
ベスト8
- DF:宮本恒靖、松田直樹
- MF:中田英寿、戸田和幸
1995年大会
グループリーグ敗退
- MF:小野伸二、稲本潤一
- FW:高原直泰
1997年大会
アジア予選敗退
- 市川大祐
1999年大会
アジア予選敗退
- FW:佐藤寿人
2001年大会
グループリーグ敗退
- MF:藤本淳吾
- FW:矢野貴章
2003年大会
アジア予選敗退
- MF:細貝萌、高萩洋次郎
2005年大会
アジア予選敗退
- GK:権田修一
- DF:内田篤人
2007年大会
グループリーグ敗退
DF:鈴木大輔
MF:水沼宏太、齋藤学
FW:柿谷曜一朗
2009年大会
グループリーグ敗退
- MF:柴崎岳
- FW:宇佐美貴史、杉本健勇、宮市亮
2011年大会
ベスト8
- GK:中村航輔
- DF:植田直通
- MF:南野拓実
2013年大会
ベスト16
- MF:三好康児、三竿健斗
2015年大会
アジア予選敗退
- DF:冨安健洋
- MF:堂安律、田中碧
2017年大会
ベスト16
- GK:谷晃生、鈴木彩艶
- DF:菅原由勢、
- MF:久保建英、中村敬斗
2019年大会
ベスト16
GK:鈴木彩艶
DF:半田陸
MF:藤田譲瑠チマ
以上の選手たちを見ているとわかる通りU-17の代表だった選手で、そのままトップレベルで活躍出来ている選手はほんの一握りです。
こう見ると厳しい世界ですが、これも一つの現実として捉えて、今の選手たちはそれを覆すような活躍をしていってほしいですね!!!
2023年大会のメンバーは、いまどこにいる?
とはいえ、直近の世代は驚くほど速いスピードで上のカテゴリーに進んでいます。2023年インドネシア大会(ベスト16)で注目された6人の、2026年9月時点での所属を並べてみます。
| 選手 | 2023年当時 | 2026年9月時点 |
| 佐藤龍之介 | FC東京U-18 | バレンシアCF(スペイン) ※A代表デビュー済み |
| 小杉啓太 | 湘南ベルマーレ | アイントラハト・フランクフルト(ドイツ) ※ユールゴーデン(スウェーデン)を経て |
| 名和田我空 | 神村学園高 | ガンバ大阪 |
| 山本丈偉 | 東京ヴェルディユース | 東京ヴェルディ |
| 道脇豊 | ロアッソ熊本 | アビスパ福岡(いわきFCへ期限付き移籍中) ※SKベフェレン(ベルギー)を経て |
| 矢田龍之介 | 清水エスパルスユース | 筑波大学 |
🎯 3年で「海外2人・J1が3人・大学1人」
17歳で世界大会に出た6人のうち、3年後には2人がヨーロッパのクラブにいます。一方で大学に進んだ選手もおり、ルートは一つではありません。
注目したいのは名和田我空で、Jクラブのユースではなく高校(神村学園)からU-17代表に入り、そのままJ1へ進みました。「高校サッカーからでも世界大会に行ける」ことを示す実例です。
▶︎ 最新の2026年大会(カタール)の日程・組み合わせ・代表メンバーはこちら
放送・配信について
U-17年代の世界大会は、地上波での生中継が行われないのが通例です。近年は次のような形になっています。
- 2023年 インドネシア大会:BSフジとJ SPORTSで放送
- 2025年 カタール大会:J SPORTS(BS/CS・J SPORTSオンデマンド)で日本戦と準々決勝以降の全試合を生中継。FIFA+(FIFA公式の無料サービス)で全試合のハイライトを配信
⚠️ 大会ごとに放送局は変わります
放送・配信の権利は大会ごとに決まるため、過去と同じとは限りません。各大会の最新情報は、それぞれの大会記事で随時更新しています。
▶︎ 2026年カタール大会の放送・配信情報はこちら
まとめ
いかがでしたか?
U-17ワールドカップは2025年大会から毎年開催・48チーム制になり、2029年大会までカタールで開催されることが決まっています。次回は2026年11月19日〜12月13日。日本はグループLで、コロンビア・セルビア・ホンジュラスと対戦します。
最新大会の日程・組み合わせ・代表メンバーは以下をご覧ください。
過去大会(2023年インドネシア大会)の記録はこちら
このサイトでは、その他のコンテンツも充実させていきます。
宜しければ是非併せてご覧ください。
FIFAU-20ワールドカップについて
高円宮杯JFA U-18 サッカープレミアリーグ
以上!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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