W杯2026で得点王を争うキリアン・ムバッペは1998年12月20日生まれ。「生まれ年別レジェンド列伝」第4弾は、いままさに世界の主役である1998年生まれを特集します。そしてこの年、日本では冨安健洋・堂安律・田中碧・上田綺世が生まれています——そう、日本代表の中核を担う“98年組”です。
※本記事の「1998年生まれ」は暦年(1月〜12月生まれ)で統一。選手の状況は2026年7月時点です。
📋 【一覧】1998年生まれの主な選手
| 選手 | 生まれ | ひとこと |
| 🇮🇹 マヌエル・ロカテッリ | 1/8 | ユベントスの中盤 |
| 🇧🇷 エデル・ミリトン | 1/18 | レアル・マドリードの主力CB |
| 🇪🇨 ペルビス・エストゥピニャン | 1/21 | エクアドルの快足左SB |
| 🏴 アーロン・ラムスデール | 2/14 | イングランドのGK |
| 🇹🇷 メリフ・デミラル | 3/5 | トルコの屈強なCB |
| 🇦🇷 ナウエル・モリーナ | 4/6 | アルゼンチンの右SB |
| 🇦🇷 クリスティアン・ロメロ | 4/27 | 闘志あふれるCB。今大会もゴールを記録 |
| 🇪🇸 ダニ・オルモ | 5/7 | スペインの技巧派アタッカー |
| 🇧🇷 ドウグラス・ルイス | 5/9 | ブラジルの中盤 |
| 🏴 エベレチ・エゼ | 6/29 | しなやかな技巧派アタッカー |
| 🇺🇾 フェデリコ・バルベルデ | 7/22 | レアル・マドリードの心臓。走力とミドルの万能MF |
| 🇪🇸 マルク・ククレジャ | 7/22 | チェルシーの闘う左SB |
| 🇳🇱 タイアニ・ラインデルス | 7/29 | オランダの躍動する中盤 |
| 🇵🇹 マテウス・ヌネス | 8/27 | ポルトガルの推進力あるMF |
| 🇺🇸 ウェストン・マッケニー | 8/28 | アメリカの万能MF |
| 🇺🇸 クリスティアン・プリシッチ | 9/18 | “キャプテン・アメリカ” |
| 🏴 トレント・アレクサンダー=アーノルド | 10/7 | キック精度は世界随一の右SB |
| 🇫🇷 ダヨ・ウパメカノ | 10/27 | バイエルンの主力CB |
| 🇲🇦 アシュラフ・ハキミ | 11/4 | モロッコ主将。世界最高峰の右SB |
| 🇫🇷 ジュール・クンデ | 11/12 | バルセロナの万能DF |
| 🇳🇴 マルティン・ウーデゴール | 12/17 | アーセナル主将の司令塔 |
| 🇫🇷 キリアン・ムバッペ | 12/20 | 世代の頂点。W杯通算得点は歴代2位に |
| 🇦🇷 アレクシス・マックアリスター | 12/24 | リヴァプールの頭脳。今大会も決定的な仕事 |
| 🇳🇬 ヴィクター・オシムヘン | 12/29 | ナイジェリアの爆発的ストライカー |
| 🇯🇵 堂安律 | 6/16 | 2大会連続でW杯のピッチに立った切り札 |
| 🇯🇵 上田綺世 | 8/28 | 今大会2ゴールのエースストライカー |
| 🇯🇵 田中碧 | 9/10 | リーズで揉まれた中盤の指揮者 |
| 🇯🇵 冨安健洋 | 11/5 | 世界に認められた日本最高峰のDF |
※選手の所属クラブ・状況は2026年7月時点のものです。移籍などにより変わる場合があります。
👑 世代の頂点|キリアン・ムバッペ
19歳で優勝した2018年ロシア大会、ハットトリックの2022年カタール大会決勝、そして今大会も得点王争いの先頭——W杯通算得点はすでに歴代単独2位に到達し、首位メッシの背中を追っています。モナコでの衝撃デビューからPSG、そしてレアル・マドリードへ。「メッシとC・ロナウドの次」の時代が誰のものか、という問いへの現時点の答えが彼です。
🛡️ 世界最高峰のDFがずらり
この世代、実はディフェンダーが空前の豊作です。モロッコの主将として2大会連続の快進撃を支えるアシュラフ・ハキミ、キック精度で試合を作るトレント・アレクサンダー=アーノルドという世界2大右SBが同い年。中央にはレアル・マドリードのミリトン、バイエルンのウパメカノ、バルセロナのクンデ、アルゼンチンの闘将ロメロ。サイドにもククレジャ(チェルシー)・モリーナ・エストゥピニャンと、各国の最終ラインの“現在の主力”がこれでもかと揃っています。
⚙️ 中盤の実力者たち
中盤も世界の主役級が並びます。レアル・マドリードのフェデリコ・バルベルデは無尽蔵の走力と強烈なミドルで欠かせない存在。アルゼンチンのマックアリスターはW杯連覇を狙うチームの頭脳として、今大会も決定的な仕事を続けています(スイス戦の先制点も彼)。そしてアーセナルの主将マルティン・ウーデゴール——ノルウェーの快進撃を支えた左足の司令塔も、この世代です。ほかにもロカテッリ(ユベントス)・ラインデルス(オランダ)・マッケニー&プリシッチ(アメリカ)と、各国の中盤・アタッカーがずらり。ダニ・オルモはスペインの、オシムヘンはナイジェリアの攻撃をそれぞれ牽引する得点源です。
🇯🇵 日本の“98年組”|代表の中核世代
そして日本。冨安健洋・堂安律・田中碧・上田綺世——今大会の日本代表を支えた4人が、そろって1998年生まれです。
DF 冨安健洋|世界に認められた日本最高のDF
アーセナルで長くプレーし、「世界のトップレベルで通用する日本人DF」の到達点を示した存在。度重なる負傷との闘いが続きますが、万全の彼が最終ラインにいる安心感は別格です。
MF 堂安律・田中碧|東京五輪から10年戦う仲間
堂安律は2大会連続でW杯のピッチに立ち、カタール大会では2ゴール。田中碧はプレミアのリーズで揉まれ、中盤の底から試合を組み立てる指揮者に成長しました。U-17時代から共に戦ってきた2人は、まさに“98年組”の象徴です。
FW 上田綺世|今大会2ゴールのエース
フェイエノールトで得点を量産し、今大会もグループステージで2ゴール。日本の9番争いに決着をつけつつある本格派ストライカーです。
⭐ サッカー脳が選ぶ「1998年組ベストイレブン」
この世代だけで組んだベストイレブン(4-3-3)がこちら。世界の第一線で「現在の主力」として戦う顔ぶれだけで組みました。

選考のポイント:最終ラインは世界最高峰の右SBハキミに、レアル・マドリードのミリトン×闘将ロメロのCB、左はククレジャ。中盤は走力のバルベルデ、頭脳のマックアリスター、そしてアーセナル主将ウーデゴールの3枚で走力・実利・創造のバランスを取りました。前線はムバッペ(左)・オシムヘン(中央)・プリシッチ(右)のスピードと決定力全振りの3トップ。選外にはトレント、ウパメカノ、クンデ、オルモ、エゼ——そして冨安・堂安・田中碧・上田の日本勢も、この世界選抜の議論に名前が挙がるところまで来ました。それ自体が日本サッカーの進化の証です。
🕰️ 1998年——フランスW杯と“日本初出場”の年
1998年は、サッカー史にとって特別な年です。フランスがジダンを擁して自国開催のW杯で初優勝し、そして日本代表がW杯に初出場しました(中山雅史がW杯日本人初ゴール)。つまり——ムバッペは「フランスが世界一になった年」に生まれ、20年後の2018年、自らフランスを再び世界一にしたのです。そして日本初出場の年に生まれた4人が、いま日本代表の中核にいる。出来すぎた物語です。
📝 まとめ
1998年生まれは、ムバッペを頂点に世界最高峰のDF群、そして日本代表の中核4人まで——「現在進行形で世界を動かしている」世代です。メッシ世代(1987年)からのバトンを受け取るのは、間違いなく彼ら。2030年大会では、この世代が大会の主役になっているはずです。

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