この記事では、2022年カタールワールドカップに出場する32か国で、10代で代表メンバーに入った選手たち13人を一挙紹介したいと思います。
- 10代選手が活躍することの凄さ
- ワールドカップに出場する10代選手13人
- 選手たちのプロフィール
- 選手たちのプレースタイル(特徴)
これを見た後は、友達とワールドカップを見た時もプチ自慢できるかも?
今後のサッカー界注目の選手でもあると思うので、是非覚えていってくださいね。
では解説していきたいと思います。
10代の選手がワールドカップに出ることの凄さ
なぜ10代の選手がワールドカップに出ることが凄いのか?
言わなくてもわかるよ・・・と思われた方すみません。
日本でいう10代の選手とは、高校生だったり、大学1年生の年齢です。
このワールドカップに出ている選手と言うのはほとんどが16歳からプロの世界に身を置いている選手です。
なので、16歳や17歳、高校1年や2年の時から、現在の世界のトッププレーヤーと真剣勝負しているのです。
日本で言うと、久保建英選手は10代の時からJリーグの試合に出て、18歳の誕生日を迎えてから、海外へ移籍していきましたね。
上の写真は久保選手が16歳の時にJ3の試合に出ている写真ですね。
若いです・・・(笑)
2022年の1年間で見れば、FC東京に所属している、松木玖生選手が高校卒業してすぐ(19歳)で主力選手として1年間活躍しました。
これをみるとわかりますが、10代からバリバリ試合に出ている日本人選手はごく僅かです。
でも世界では10代で試合に出ている選手はたくさんいます。
但し、その中でもその国の代表に入ってワールドカップに出ている選手は、ほんとにごく僅かなんです。
なので4年に1回のワールドカップで10代の選手が代表選手に選ばれるということは物凄い価値があることなんです。
日本でもそんな選手たちがバンバン出てきてほしいですね。
では、これからワールドカップに出場する10代の選手たちを紹介したいと思います。
今回はワールドカップ開幕前に20歳になった選手は外してあります。
ワールドカップ期間中に誕生日を迎える選手は入っています。
2022年ワールドカップを10代で迎える選手たち
紹介順は適当です・・・・(笑)
ジュード・ベリンガム(イングランド代表)
- 2003年6月29日(19歳)
- 身長:180㎝
- ポジション:ミッドフィールダー(MF)
- 所属クラブ:バーミンガム・シティ➡ドルトムント
- 代表歴:17試合
- クラブ出場歴:バーミンガム(41試合4ドール)、ドルトムント(76試合7ゴール)
10代でワールドカップを迎える選手の中で最も注目を集める4選手のうちの1人ではないでしょうか?
主にボランチでのプレーを主戦場としていますが、ドリブルも巧みで、前線のポジションもこなせます。
現在19歳ながら、ドイツで既に76試合出場しているのは、十分な才能があると示しています。
マンチェスターの2強や、レアル・マドリードが獲得を狙っているとも言われており、この大会での活躍次第では、冬の移籍もあるかも?
是非注目してください。
ガビ(パブロ・パエス)(スペイン代表)
- 2004年8月5日(18歳)
- 身長:173㎝
- ポジション:ミッドフィールダー(MF)
- 所属クラブ:バルセロナ
- 代表歴:12試合1ゴール
- クラブ出場歴:48試合2ゴール
若干18歳で、スペイン代表、バルセロナの主力を担います。
以下に紹介するペドリとのコンビで、今後10年間、スペイン代表とバルセロナの中盤は安泰と言われています。
判断力、ボールを持った時のチャンスメーク力、限界まで走り抜ける走力と中盤の選手として申し分のない能力を有しています。
また、アンダー世代の時に年間100以上のゴールを決めていたことも報道でわかっています。
なので、今はまだ得点数は伸びていませんが、今後ゴール数も伸びてくると手が付けられない選手となっていくでしょう。
日本代表とも対戦するスペイン代表。試合を見る際、是非注目してください。
ペドリ(スペイン代表)
- 2002年11月25日(19歳)
- 身長:174㎝
- ポジション:ミッドフィールダー(MF)
- 所属クラブ:ラス・パルマス➡バルセロナ
- 代表歴:14試合
- クラブ出場歴:ラス・パルマス(36試合4ゴール)、バルセロナ(63試合9ゴール)
上記で紹介のガビともに、若干19歳ながら、スペイン代表、バルセロナの中盤を司る選手。
16歳からラリーガでプレーし、すでに4シーズン目を迎えます。
攻撃の部分も守備の部分も、ともにハイレベルでこなす、現代型のミッドフィールダー。
中盤の全体に顔を出し、リズムを作り出す、まさにスペイン代表の選手と言う選手です。
日本代表は、このペドリをいかに抑えるかが勝利のカギといっても過言ではないでしょう。
ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表)
- 2003年2月26日(19歳)
- 身長:184㎝
- ポジション:ミッドフィールダー(MF)
- 所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
- 代表歴:17試合1ゴール
- クラブ出場歴:81試合27ゴール
こちらも19歳ながらすでにドイツで結果を残し続けている選手
今シーズンは、トップ下のポジションで既にリーグ戦14試合で9ゴールと、ポーランド代表のレバンドフスキの去ったチームの中でトップスコアラーとして活躍しています。
この選手の一番のストロングポイントはテクニカルなドリブル突破です。
チャンスメークも出来、ゴールも決められるという・・・
かなり恐ろしい選手ですね。
日本代表との試合でも出場すると思うので、是非注目してください。
ユスファ・ムココ(ドイツ代表)
- 2004年11月20日(17歳)
- 身長:179㎝
- ポジション:フォワード(FW)
- 所属クラブ:ボルシア・ドルトムント
- 代表歴:???
- クラブ出場歴:44試合11ゴール
17歳にして今季ドルトムントの攻撃の中心として君臨しています。
14試合(うち先発8試合)で6ゴールを記録しています。
注目はその決定力で、裏に抜け出して、相手を置き去りにしてゴールを決めるパターンが多いです。
ドリブルも細かい動きが出来、スピードで置き去りにしたと思ったら、急停止で相手をほんろうするプレーも持っています。
日本代表との試合でも途中から出場することが予想されています。
是非注目して見てください。
アントニオ・シウヴァ(ポルトガル代表)
- 2003年10月30日(19歳)
- 身長:187㎝
- ポジション:ディフェンダー(DF:センターバック:CB)
- 所属クラブ:ベンフィカ
- 代表歴:出場無し:W杯で代表初招集
- クラブ出場歴:ベンフィカ(10試合2ゴール)
今回ポルトガル代表の中でサプライズ招集となった選手。
8月のトップチームデビューから約3ヵ月だが、彼の評価はうなぎ上りで、多くのビッククラブが獲得に動いているという報道も。
持ち前のフィジカルに加え、足元の技術が高く、パス成功率も高く、後方からビルドアップをするチームからすると喉から手が出るほど。獲得したい選手。
試合に出れば、W杯が代表デビューとなるだけに、試合に出るかどうかは未知数ですが、もし出ることがあれば、是非注目してほしい選手。
ユヌス・ムサ(アメリカ代表)
- 2002年11月29日(19歳)
- 身長:178㎝
- ポジション:ミッドフィールダー(MF)
- 所属クラブ:バレンシアCF
- 代表歴:19試合
- クラブ出場歴:72試合2ゴール
19歳ながら、スペインの強豪バレンシアでしっかりポジションを獲得しています。
中盤中央でのプレーが得意エリアで、パスでリズムを作れる選手。
中盤でハードワークも出来る選手ですが、ウイング登録もされていたことから、スピードを活かしたドリブルも持っている選手。
めちゃくちゃ万能選手ですね・・・
アメリカ代表でもすでに主力級の扱いということで、今大会はもちろん次回のアメリカ・カナダ・メキシコ共催のワールドカップでも期待大の選手の1人です。
ゼノ・デバスト(ベルギー代表)
- 2003年10月24日(19歳)
- 身長:189㎝
- ポジション:ディフェンダー(DF:センターバック:CB)
- 所属クラブ:アンデルレヒト
- 代表歴:2試合
- クラブ出場歴:アンデルレヒト(24試合)
元々中盤の10番の役割を得意としていた選手。
センターバックとしてプレーを初めてからまだ日が浅いながらも、トップチームで辛抱強く使われたことにより、ディフェンス能力も飛躍的に向上。
もしかしたらベルギー代表で、先発メンバーに入る可能性もあります。
まだまだ線は細いですが、フィードの能力も高いので、ベルギー代表の戦い方にマッチしている選手。
是非試合に出ていたら注目してください。
アブドゥル・ファタウ・イサハク(ガーナ代表)
- 2004年3月8日(18歳)
- 身長:177㎝
- ポジション:ミッドフィールダー(MF)
- 所属クラブ:ガーナ国内リーグチーム➡スポルティングCP
- 代表歴:8試合1ゴール
- クラブ出場歴:スポルティング(3試合)
保有元はリヴァプールと言われていますが、就労ビザの問題でスポルティングでのプレーとなっているようです。
左足のキックの精度が素晴らしく、パンチ力も持つレフティ
スピードも持ち合わせドリブル突破も魅力の選手。
ガーナでは15歳でプロデビューし、13試合で8ゴール5アシストの記録を残しました。
17歳で代表デビューを果たしており、今後のブレイク候補の1人。
ハンニバル・メイブリ(チュニジア代表)
- 2003年1月21日(19歳)
- 身長:182㎝
- ポジション:ミッドフィールダー(MF)
- 所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド➡バーミンガム・シティ(期限付き移籍)
- 代表歴:11試合
- クラブ出場歴:マンチェスターユナイテッド(3試合),バーミンガム(15試合)
19歳にして、ボールを扱う技術だけでなく、チームを精神的に引っ張る能力もあつと言われており、マンチェスターユナイテッドの中でもかなり期待をされている選手の1人。
中盤の深い位置からゲームを組み立てる能力は、世代屈指です。
代表でもすでに11試合出場しており、チュニジア代表の主力としての活躍が期待されています。
このアフロヘアは目立つので、是非探して見てください。
ビラル・エル・カヌース(モロッコ代表)
- 2004年5月10日(18歳)
- 身長:180㎝
- ポジション:ミッドフィールダー(MF)
- 所属クラブ:ヘンク
- 代表歴:???
- クラブ出場歴:ヘンク(16試合)
この選手はサプライズ招集の1人。
代表歴はアンダー世代のみ。
プロになってからの試合も今シーズン日本代表伊東純也がフランスのスタッドランスへ移籍したことで出場機会を得ることになった。
攻撃的ミッドフィールダーとしてのパスセンスは、目を見張るものがあると言われており、ヘンクではパスによりチャンスメークをしています。
まだ線が細いので、フィジカル的な部分は不安ですが、モロッコ代表のジョーカーとして活躍する可能性があるので、見たら注目してください。
ガラン・クオル(オーストラリア代表)
- 2004年9月15日(18歳)
- 身長:175㎝
- ポジション:フォワード(FW)
- 所属クラブ:セントラルコースト・マリナーズFC➡ニューカッスルユナイテッド(2023年1月より)
- 代表歴:1試合
- クラブ出場歴:セントラルコースト・マリナーズFC(13試合6ゴール)
今回のオーストラリア代表のサプライズ招集。
1月よりニューカッスルユナイテッドへの移籍が決まっており、ここ最近注目度が高い選手。
エジプト出身ということで、身体能力が高い選手で、今大会のオーストラリア代表ではスーパーサブ的な役割で活躍する可能性が高いと思われます。
ニューカッスルが獲得した選手として注目度は高くなると思うので、どんな活躍をしてくれるのか楽しみですね。
ジェウィソン・ベネット(コスタリカ代表)
- 2004年6月15日(18歳)
- 身長:175㎝
- ポジション:フォワード・ミッドフィールダー(FW・MF)
- 所属クラブ:エレディアーノ➡サンダーランド
- 代表歴:7試合2ゴール
- クラブ出場歴:エレディアーノ(35試合3ゴール)、サンダーランド(9試合1ゴール)
18歳ながら、コスタリカで印象的なプレーを見せている選手。
左右どちらも出来るウインガー、サイドのプレーヤーで、テクニックとスピードで勝負を仕掛けます。
18歳ながらフィジカルもしっかりしており、イングランド2部で、今後も活躍し、ステップアップの日もそんな遠くないと思われます。
是非、日本戦で出場してきたら注目してください。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、10代でワールドカップを迎える注目の13人を紹介しました。
- ジュード・ベリンガム(イングランド代表)
- ガビ(スペイン代表)
- ペドリ(スペイン代表)
- ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表)
- ムスファ・ムココ(ドイツ代表)
- アントニオ・シウヴァ(ポルトガル代表)
- ユヌス・ムサ(アメリカ代表)
- ゼノ・デバスト(ベルギー代表)
- アブドゥル・ファタウ・イサハク(ガーナ代表)
- ハンニバル・メイブリ(チュニジア代表)
- ビラル・エル・カヌース(モロッコ代表)
- ガラン・クオル(オーストラリア代表)
- ジェウィソン・ベネット(コスタリカ代表)
気になる選手はいたでしょうか?
今後10年以上活躍していく可能性のある選手たちですので是非、試合を見る際は注目して見てください。
この中から、大会後ビッククラブに引き抜かれる?選手も現れるかも?
気になる選手がいれば、是非その選手の試合を見て見てくださいね。
10代選手とは逆に35歳以上のレジェンド選手はこちらで紹介しています。
大会の試合日程についてはこちらで解説しています。
見てみたい選手がいたらこちらで是非試合日程をチェックして見てください。
以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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