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夢をつかんだ選手たち|JFLからJリーグへステップアップした19選手一挙紹介

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Jリーグについて
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Jリーグの舞台で活躍する選手たちの中には、華やかな経歴だけではなく、下積みを経て這い上がってきた選手も数多く存在します。

中でも、JFL(日本フットボールリーグ)というアマチュアリーグからJリーグへとステップアップを果たした選手たちは、努力と実力でプロの扉をこじ開けたリアルな成功例となっています。

今回は、そんなJFLからJリーグへ羽ばたいた選手たちにスポットを当て、彼らの軌跡や現在の活躍ぶりを紹介していきます。

過去に活躍した選手、現在も活躍している選手と余すことなく紹介していきたいと思います。

「プロになるにはユース出身じゃないとダメ?」そんな不安を払拭してくれる、夢を追うすべての人へのメッセージがここにあります。

是非どんな選手がステップアップしていったのかご覧ください。

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  1. JFLからJリーグクラブへステップアップした選手一覧
    1. FW:古橋達弥|Honda FC→JFL得点王→Jリーグベストイレブンの実力派FW
    2. DF:小池龍太|逆境を力に変えた“努力型マルチDF”のキャリア
    3. GK:一森純|下積みから這い上がり、今やチームを支える“最後の砦”
    4. FW:遠野大弥|大学進学から一転、JFL経由でJ1の舞台へ駆け上がった“努力のアタッカー”
    5. DF:原田亘|J3から一気にJ1へ、堅実さと柔軟性を備えた現代型DF
    6. FW:藤本憲明|JFLからJ1へ。泥臭さと果敢さを併せ持つ“遅咲きストライカー”
    7. FW:福田翔生|FC今治で苦難を乗り越え、J1へ駆け上がった逆境突破型ストライカー
    8. DF:村松大輔|JFLから代表級選手へ飛躍の努力の”現代型DF”
    9. MF:宮本英治|下積みを力に変える、泥臭く光る中盤の守備職人
    10. MF:嵯峨理久|JFLで覚醒、J1へ上り詰めた“運動量モンスター”
    11. GK:朴一圭|JFLからJ1制覇、35歳で古巣復帰を叶えた信念の守護神
    12. MF:榊原彗悟|JFL→J1へ駆け上がった“運動量×技術”の中盤ジェット
    13. MF:清原翔平|JFLからJ1リーグまで全てを経験した”技巧派レフティ”
    14. MF:福満隆貴|九州リーグからJ1へ羽ばたいた“突破と創造”のドリブラー
    15. FW:梅田魁人|JFL→J3→J2へ駆け上がった“反骨のストライカー”
    16. MF:茂 平|JFL“挑戦→Jリーグへ”、攻守を支える中盤の要
    17. MF:栗本広輝|JFL6年+米国挑戦→J加入の異色経歴を持つ中盤司令塔
    18. MF:弓場堅真|JFLの強豪Honda FCからJリーグFC今治でデビュー “攻守で走り支えるハードワーカー”
    19. DF:中村勇太|鹿島ユース出身の安定CB、JFL経由でJ定着へ
  2. まとめ
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JFLからJリーグクラブへステップアップした選手一覧

選手名JFL時所属チームJリーグデビュークラブ現所属クラブ通算成績
(現役選手は2024シーズンまでの成績)
FW:古橋達弥Honda FCセレッソ大阪引退Jリーグ通算:272試合66ゴール
JFL通算:274試合138ゴール
DF:小池龍太レノファ山口レノファ山口
(山口でJFL→J3→J2までステップアップ)
鹿島アントラーズJリーグ通算:272試合13ゴール
JFL通算:17試合出場
ベルギーリーグ通算:27試合2ゴール
GK:一森純レノファ山口レノファ山口
(山口でJFL→J3→J2までステップアップ)
G大阪Jリーグ通算:247試合出場
JFL通算:26試合出場
FW:遠野大弥Honda FC川崎フロンターレ横浜FMJリーグ通算:191試合28ゴール
JFL通算:70試合23ゴール
DF:原田亘FC今治FC今治柏レイソルJリーグ通算:151試合10ゴール
JFL通算:30試合4ゴール
FW:藤本憲明佐川印刷SC鹿児島ユナイテッドFCいわてグルージャ盛岡Jリーグ通算:241試合83ゴール
JFL通算:95試合24ゴール
DF:村松大輔Honda FC湘南ベルマーレ引退Jリーグ通算:266試合9ゴール
JFL通算:9試合出場
MF:宮本英治いわきFCいわきFC
(いわきでJFL→J3→J2までステップアップ)
アルビレックス新潟Jリーグ通算:105試合6ゴール
JFL通算:31試合1ゴール
MF:嵯峨理久いわきFCいわきFC
(いわきでJFL→J3→J2までステップアップ)
ファジアーノ岡山Jリーグ通算:67試合6ゴール
JFL通算:33試合8ゴール
FW:福田翔生FC今治FC今治
(今治でJFL→J3へ)
湘南ベルマーレJリーグ通算:104試合22ゴール
JFL通算:3試合出場
GK:朴一圭藤枝MYFC藤枝MYFC横浜FMJリーグ通算:362試合出場
JFL通算:16試合出場
関東1部:15試合出場
MF:榊原彗悟ラインメール青森横浜FM大分トリニータJリーグ通算:21試合2ゴール
JFL通算:64試合4ゴール
MF:清原翔平SAGAWA SHIGA FCツエーゲン金沢VONDS市原Jリーグ通算:253試合37ゴール
JFL通算:98試合48ゴール
関東1部:34試合2ゴール
MF:福満隆貴ヴェルスパ大分レノファ山口ヴェルスパ大分Jリーグ通算:266試合39ゴール
JFL通算:114試合31ゴール
九州リーグ:33試合21ゴール
FW:梅田魁人テゲバジャーロ宮崎テゲバジャーロ宮崎水戸ホーリーホックJリーグ通算:89試合16ゴール
JFL通算:16試合5ゴール
MF:茂 平奈良クラブギラヴァンツ北九州大分トリニータJリーグ通算:194試合12ゴール
JFL通算:27試合16ゴール
MF:栗本広輝Honda FC大宮アルディージャ引退Jリーグ通算:61試合1ゴール
JFL通算:180試合35ゴール
アメリカ通算:76試合3ゴール
MF:弓場堅真Honda FCFC今治FC今治Jリーグ通算27試合1ゴール
JFL通算:22試合1ゴール
DF:中村勇太ヴェルスパ大分アスルクラロ沼津アスルクラロ沼津Jリーグ通算:33試合1ゴール
JFL通算:23試合出場

FW:古橋達弥|Honda FC→JFL得点王→Jリーグベストイレブンの実力派FW

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  • 生年月日:1980年11月7日(44歳*2025年6月時点)
  • 出身:静岡県
  • 身長:172㎝
  • 体重:70㎏
  • ポジション:フォワード(FW)
  • 所属クラブ:磐田東高→Honda FC→セレッソ大阪→モンテディオ山形→湘南ベルマーレ→Honda FC→引退
  • Jリーグ通算成績:272試合66ゴール
  • JFL通算:274試合138ゴール

静岡県浜松市出身、磐田東高からHonda FC(JFL)へ入団した古橋選手は、会社員として働きながらサッカーに没頭する「二刀流」の日々を過ごしました。2003年にはJFLで29試合31ゴールの得点王に輝き、14試合連続得点というリーグ記録も達成。

その圧倒的な実績により、2004年セカンドステージからJ1のセレッソ大阪に完全移籍。すぐに評価され、2005年には念願のJリーグベストイレブン入りを果たしました。得点だけでなく鋭いポジショニングと精度の高いパス供給にも定評がありました。

また、モンテディオ山形、湘南ベルマーレと渡り歩く中、Jトップリーグにおける通算成績は272試合66得点を記録。ユーティリティ性も兼ね備えた万能型のFWとして、日本サッカーに着実な足跡を残しています。

引退後もHonda FCに戻り、指導者講習を受けながらコーチとして後進の指導に当たるなど、今もなおサッカー界に貢献し続けています。

DF:小池龍太|逆境を力に変えた“努力型マルチDF”のキャリア

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  • 生年月日:1995年8月29日(29歳*2025年6月時点)
  • 出身:東京都
  • 身長:169㎝
  • 体重:64㎏
  • ポジション:ディフェンダー(DF)
  • 所属クラブ:横河武蔵野FC→JFAアカデミー福島→レノファ山口→柏レイソル→スポルティング・ロケレン(ベルギー)→横浜F・マリノス→鹿島アントラーズ(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:272試合13ゴール
  • JFL通算:17試合出場
  • ベルギーリーグ通算:27試合2ゴール
  • 日本代表通算:2試合出場

東京都八王子市出身の小池龍太選手は、横河武蔵野FCジュニアユースで中学時代を過ごし、その後JFAアカデミー福島に進学。2014年にレノファ山口FCへ加入し、JFLに在籍していたチームでプロとしてのキャリアをスタート。1年目から主力として活躍し、JFL→J3→J2と3年連続の昇格に貢献しました。

その後、柏レイソルに完全移籍しJ1デビュー。2019年にはベルギーのスポルティング・ロケレンに渡り、欧州での挑戦も経験。帰国後は横浜F・マリノスに加入し、2022年にはJリーグ優勝に貢献。Jリーグベストイレブンにも選出されるなど、日本を代表するサイドバックへと成長しました。

しかし、2023年には右膝前十字靱帯断裂という大怪我に見舞われ、長期離脱に。それでも地道なリハビリと強い意志で2024年にピッチへ復帰。2025年からは鹿島アントラーズで新たな挑戦をスタートしています。

GK:一森純|下積みから這い上がり、今やチームを支える“最後の砦”

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  • 生年月日:1991年7月2日(33歳*2025年6月時点)
  • 出身:大阪府
  • 身長:182㎝
  • 体重:77㎏
  • ポジション:ゴールキーパー(GK)
  • 所属クラブ:セレッソ大阪U-15/U-18→関西学院大→レノファ山口→ファジアーノ岡山→ガンバ大阪→横浜F・マリノス→ガンバ大阪(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:247試合出場
  • JFL通算:26試合出場

大阪府泉佐野市出身の一森純選手は、セレッソ大阪U-15/U-18で育ち、関西学院大学を経て2014年にJFL・レノファ山口FCへ。JFL時代はスポーツ用品店で働きながら週末にプレーする“アマチュア契約”下でも、全試合フル出場を果たし、JFLベストイレブン選出に輝く活躍を披露。

その後、2015年のJ3優勝・J2昇格にも大きく貢献し、2017年にはファジアーノ岡山へステップアップ。J2でも安定した守備を見せ続け、2019年にはついにガンバ大阪へ完全移籍。さらに2023年には横浜F・マリノスへ期限付き移籍し、J1の最前線でもレギュラーとして活躍しました。

心に残る“エピソード”としては、JFL時代に朝練→仕事→夜練という過酷な日々を乗り越え、「攻撃的GK」を磨いた経験や、岡山でのビッグセーブがチームを救った場面。横浜ではACL出場権やタイトル争いにも絡み、確かな技術とメンタルで信頼を勝ち取っています。

FW:遠野大弥|大学進学から一転、JFL経由でJ1の舞台へ駆け上がった“努力のアタッカー”

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  • 生年月日:1999年3月14日(26歳*2025年6月時点)
  • 出身:静岡県
  • 身長:166㎝
  • 体重:66㎏
  • ポジション:フォワード(FW)
  • 所属クラブ:藤枝明誠SC→藤枝明誠高→Honda FC→川崎フロンターレ→アビスパ福岡→川崎フロンターレ→横浜F・マリノス(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:191試合28ゴール
  • JFL通算:70試合23ゴール

静岡県出身の遠野大弥選手は、高校卒業後は大学進学を予定していたものの、Honda FCからの熱心なオファーを受け、進路を変更。プロとは無縁に思えたJFLの舞台で3年間プレーすることになります。

しかし、その選択は大きな転機となりました。Honda FCでは主力として活躍し、70試合で23ゴールという安定した成績を記録。特に注目を集めたのが、2019年の天皇杯。川崎フロンターレや名古屋グランパスといったJ1クラブを相手にゴールを決めるなど、4試合で4得点をあげる活躍で注目を集めました。

この活躍をきっかけに、2020年に川崎フロンターレに加入。アビスパ福岡への期限付き移籍を経て、川崎でのJ1優勝にも貢献しました。2025年からは横浜F・マリノスへ移籍し、新天地でもスピードと決定力を武器に活躍しています。

166cmと小柄ながらも、前線でのアグレッシブな動き、シュートレンジの広さ、得点への執念は群を抜いており、「這い上がる選手」の象徴ともいえる存在です。非エリート街道を突き進み、努力と実力でJリーグの頂点までたどり着いたそのキャリアは、これからプロを目指す選手たちにとっても大きな希望になります。

DF:原田亘|J3から一気にJ1へ、堅実さと柔軟性を備えた現代型DF

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  • 生年月日:1996年7月22日(28歳*2025年6月時点)
  • 出身:兵庫県
  • 身長:178㎝
  • 体重:73㎏
  • ポジション:ディフェンダー(DF)
  • 所属クラブ:霞ケ丘学園SC→ヴィッセル神戸U-15→星稜高→日本体育大→FC今治→サガン鳥栖→柏レイソル(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:151試合10ゴール
  • JFL通算:30試合4ゴール

兵庫県出身の原田亘選手は、霞ケ丘学園SCやヴィッセル神戸U-15を経て星稜高、日本体育大と進学。星稜高校では全国優勝を経験、日体大では2年生から出場機会を得た。その後2019年にJFLのFC今治に加入。初年度から全30試合出場・4得点3アシストを記録し、チームのJ3昇格に大きく貢献しました。地元・伯方島近くでのプレーを希望していたことも今治に加入した理由のひとつと語っています。

その後、2022年にはJ3からJ1のサガン鳥栖へ“2カテゴリー飛び級”で移籍。初年度ながら27試合に出場し、右サイドバックと3バックの右CBをこなすなど、安定した守備と柔軟な戦術対応力を発揮しました。2025シーズンからは柏レイソルに完全移籍し、さらなる成長のステージに挑んでいます。

FW:藤本憲明|JFLからJ1へ。泥臭さと果敢さを併せ持つ“遅咲きストライカー”

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  • 生年月日:1989年8月19日(35歳*2025年6月時点)
  • 出身:大阪府
  • 身長:174㎝
  • 体重:78㎏
  • ポジション:フォワード(FW)
  • 所属クラブ:G大阪堺ジュニアユース→青森山田高→近畿大→佐川印刷SC/佐川印刷京都SC/SP京都FC→鹿児島ユナイテッドFC→大分トリニータ→ヴィッセル神戸→清水エスパルス→ヴィッセル神戸→鹿児島ユナイテッド→いわてグルージャ盛岡(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:241試合83ゴール
  • JFL通算:95試合24ゴール

大阪府富田林市出身の藤本憲明選手は、青森山田高→近大から2012年にJFLの佐川印刷(SP京都FC)へと進みました。チーム解散後は鹿児島ユナイテッドへ移り、J3得点王に輝くなど爆発的な結果を残し、2年連続ハットトリックも達成。

2018年には大分トリニータへ完全移籍し、J1昇格に貢献。さらに2019年の開幕戦でJ3・J2・J1と3カテゴリー制覇を記録。同年、ヴィッセル神戸へ移籍し、新国立競技場での移籍後初ゴールを含む活躍。清水エスパルスへの期限付き移籍も経験。

その後鹿児島に復帰。鹿児島の新スタジアム計画にも共感し「恩返し」の想いから再加入を決意。現在はいわてグルージャ盛岡でプレー中です。

FW:福田翔生|FC今治で苦難を乗り越え、J1へ駆け上がった逆境突破型ストライカー

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  • 生年月日:2001年3月23日(24歳*2025年6月時点)
  • 出身:福岡県
  • 身長:173㎝
  • 体重:63㎏
  • ポジション:フォワード(FW)
  • 所属クラブ:小倉南FC→東福岡高→FC今治→Y.S.C.C横浜→湘南ベルマーレ(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:104試合22ゴール
  • JFL通算:3試合出場

福岡県出身の福田翔生選手は、東福岡高校卒業後の2019年にJFLのFC今治に加入。初年度の公式戦出場はわずか3試合と、JFL→J3昇格も厳しい4年間を過ごしました。2022年10番を背負いクラブから期待されるも思うような活躍ができず、シーズン終了後契約満了通告を受けた。

転機は2023年に訪れました。同年からJ3のY.S.C.C.横浜へ移籍し、21試合11得点・ハットトリックも達成。見事な復活を遂げました。

その勢いのまま、同年8月にJ1の湘南ベルマーレへ完全移籍。2024年はJ1で10ゴールを記録し、2025年もすでに3得点をマーク。スピードと献身的なプレーで攻守に貢献し、兄・福田湧矢選手との兄弟対決も実現するなど注目を集めています。

挫折を乗り越えた“這い上がり”の歩みと、今やJ1で活躍する姿は、プロを目指す若者たちにも強い希望を与えるストーリーです。

DF:村松大輔|JFLから代表級選手へ飛躍の努力の”現代型DF”

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  • 生年月日:1989年12月16日(35歳*2025年6月時点)
  • 出身:静岡県
  • 身長:176㎝
  • 体重:73㎏
  • ポジション:ディフェンダー(DF)
  • 所属クラブ:焼津南SSS→藤枝東FC→藤枝東高→Honda FC→湘南ベルマーレ→清水エスパルス→徳島ヴォルティス→ヴィッセル神戸→ギラヴァンツ北九州→引退(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:266試合9ゴール
  • JFL通算:9試合出場

静岡県焼津市出身の村松大輔選手は、藤枝東高から2008年にHonda FC(JFL)へ加入。同時に本田技術研究所での勤務と両立しながら、U‑19日本代表としてアジア予選を全試合フル出場し、U‑20日本代表の中心選手に。その活躍が評価され、2009年にJ2の湘南ベルマーレに移籍。1年目で50試合に出場し、チームをJ1昇格へ導いた。

2011年には清水エスパルスに完全移籍し、センターバックのみならず、ボランチや右サイドバックとしても起用されるなど、戦術理解力と適応性の高さを発揮。2012年にはロンドン五輪U‑23代表に選出され、代表歴を重ねた。

その後も徳島、神戸へ期限付き移籍を経験。2018年にはJ3北九州でプレーした後、2019年2月に現役を引退。引退後は静岡に戻り、静岡ガスで営業職や管理職として“第2の人生”を歩んでいます。フルマラソン完走を公言するなど、努力家として知られ、現在もその精神は健在です。

MF:宮本英治|下積みを力に変える、泥臭く光る中盤の守備職人

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  • 生年月日:1998年8月3日(26歳*2025年6月時点)
  • 出身:福岡県
  • 身長:173㎝
  • 体重:69㎏
  • ポジション:ミッドフィールダー(MF)
  • 所属クラブ:寿山FC→JFAアカデミー福島→国士舘大→いわきFC→アルビレックス新潟(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:105試合6ゴール
  • JFL通算:31試合1ゴール

福岡県出身の宮本英治選手は、JFAアカデミー福島から国士舘大を経て、2021年にJFLのいわきFCへ加入。JFL・J3・J2を連続昇格し、2022年はリーグ戦全試合に出場、チームのJ2昇格に貢献しました。2023年にはJ2で41試合出場と安定感抜群のパフォーマンスを披露。同年12月にアルビレックス新潟へ完全移籍を果たしました。

2024年のJ1開幕戦でフル出場を果たすと、そのプレーは「随所で存在感を発揮」と評価され、開幕勝利に貢献 。1年目ながらJ1初ゴールも記録し、精力的な走りとインターセプト力でボランチ/守備的MFとしての地位を確立しました。また、天然ボケ発言でファンから“えいちゃん”と親しまれる愛されキャラでもあります。

JFL~J3~J2~J1と駆け上がった実直な成長劇と、粘り強く走り続けるスタイルは、これからの新潟を支える重要なピースとなるでしょう。

MF:嵯峨理久|JFLで覚醒、J1へ上り詰めた“運動量モンスター”

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  • 生年月日:1998年5月27日(27歳*2025年6月時点)
  • 出身:青森県
  • 身長:166㎝
  • 体重:62㎏
  • ポジション:ミッドフィールダー(MF)
  • 所属クラブ:ヴァンラーレ八戸U-12→ウインズFC→青森山田高→仙台大→いわきFC→ファジアーノ岡山(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:67試合6ゴール
  • JFL通算:33試合8ゴール

青森県出身の嵯峨理久選手は、青森山田高→仙台大を経て2021年にJFLのいわきFCへ加入。初年度から32試合出場・8得点をマークし、リーグ新人王とベストイレブンに選ばれ、チームのJ3昇格を強力に後押ししました。豊富すぎる運動量は“怪物”とも評され、サイドバックとして守備でも攻撃でも圧倒的な貢献を見せました。

2024年7月、J2ファジアーノ岡山へ完全移籍。移籍後すぐにチーム内で存在感を発揮し、J1昇格を実現するなど、勝負強さも兼ね備えています 。大学時代には“黒子”役として自らを変え、「先輩から学ぶ姿勢」で攻守に進化を遂げています。

GK:朴一圭|JFLからJ1制覇、35歳で古巣復帰を叶えた信念の守護神

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  • 生年月日:1989年12月22日(35歳*2025年6月時点)
  • 出身:埼玉県
  • 身長:180㎝
  • 体重:76㎏
  • ポジション:ゴールキーパー(GK)
  • 所属クラブ:HAN FC→東京朝鮮中/高→朝鮮大学校→藤枝MYFC→FC KOREA→藤枝MYFC→FC琉球→横浜F・マリノス→サガン鳥栖→横浜F・マリノス(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:362試合
  • JFL通算:16試合
  • 関東1部:15試合

埼玉県生まれの朴一圭選手は、朝鮮大学校卒業後の2012年にJFLの藤枝MYFCへ加入。地域リーグやJFLで貴重な経験を積み重ねながら、2016年からはJ3・FC琉球でレギュラーに定着し、2018年のJ3優勝に貢献。

2019年にJ1・横浜F・マリノスへ完全移籍し、J1制覇を達成。特に初年度は25試合に出場し、15年ぶりのタイトル獲得に貢献。だがACLでの外国籍登録の影響で出場機会が減り、2020年にサガン鳥栖へ期限付き移籍。そこで公式戦全試合に先発し、翌シーズンから完全移籍となった。

鳥栖加入後も安定したパフォーマンスを継続。2021~2024年はすべてフル出場を達成し、リーグ屈指のGKとして評価されました。2022年には「日本国籍」を取得し、“外国籍の枠に左右されず自分の力で戦う”という信念を貫く決意を表明。

2025シーズンから、横浜FMへ4年ぶりに復帰。「トップに立つ覚悟を持って戻ってきた」と意気込みを語っています。

MF:榊原彗悟|JFL→J1へ駆け上がった“運動量×技術”の中盤ジェット

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  • 生年月日:2000年10月9日(24歳*2025年6月時点)
  • 出身:埼玉県
  • 身長:170㎝
  • 体重:60㎏
  • ポジション:ミッドフィールダー(MF)
  • 所属クラブ:三郷FCジュニア→レジスタFC→横浜F・マリノスジュニアユース/ユース→ラインメール青森→横浜F・マリノス→大分トリニータ(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:21試合2ゴール
  • JFL通算:64試合4ゴール

埼玉県三郷市出身の榊原彗悟選手は、横浜F・マリノスユース時代にJユースカップ優勝&大会MVPを獲得しながらも、トップ昇格の夢は叶わなかった。2019年にJFL・ラインメール青森でプロとしての一歩を踏み出し、2021年には29試合1得点の活躍。地道な努力が実を結び、2022年に古巣横浜へ完全移籍。その後すぐ再び青森へ期限付き復帰し、2023年に晴れてJ1デビューを果たしました。

2025年には大分トリニータへ完全移籍。技術とスタミナを兼備したミッドフィルダーとして、開幕からフル出場を継続。攻守に躍動し、無尽蔵の運動量でチームの中盤を支えています。細身ながらもインターセプト数はリーグ屈指。その走力と鋭いパスは大分攻撃の起点となっており、「攻守に躍動する覚醒の予感」がメディアでも取り上げられています。

MF:清原翔平|JFLからJ1リーグまで全てを経験した”技巧派レフティ”

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  • 生年月日:1987年6月25日(38歳*2025年6月時点)
  • 出身:北海道
  • 身長:165㎝
  • 体重:64㎏
  • ポジション:ミッドフィールダー(MF)
  • 所属クラブ:帯広北高→札幌大→SAGAWA SHIGA FC→ツエーゲン金沢→セレッソ大阪→徳島ヴォルティス→ツエーゲン金沢→SC相模原→VONDS市原(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:253試合37ゴール
  • JFL通算:98試合48ゴール
  • 関東1部通算:34試合2ゴール

北海道帯広市出身の清原翔平選手は、札幌大学卒業後にSAGAWA SHIGA FC(JFL)で頭角を現し、在籍3年間で98試合48ゴールという驚異的な成績を残しました。圧倒的な運動量と左足の高精度なキックを武器に、2012年にはJFLベストイレブンにも選出。

クラブの活動休止を受けて2013年にツエーゲン金沢へ移籍し、チームのJ3、J2昇格に大きく貢献。2015年にはJ2の月間MVPを受賞するなど、昇格直後のチームを牽引する活躍を見せました。以降、セレッソ大阪、徳島ヴォルティスでも中盤の潤滑油としてプレー。

2020年代に入り、SC相模原、VONDS市原といったクラブでプレーを続け、38歳となる2025年現在も関東リーグで主力として奮闘中。ボールを受けてからのターン、味方とのコンビネーション、そしてキャプテンシーは健在。地域リーグでも若手を牽引する存在となっています

MF:福満隆貴|九州リーグからJ1へ羽ばたいた“突破と創造”のドリブラー

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  • 生年月日:1992年2月22日(33歳*2025年6月時点)
  • 出身:鹿児島県
  • 身長:171㎝
  • 体重:68㎏
  • ポジション:ミッドフィールダー(MF)
  • 所属クラブ:太陽SC→リバティFC→出水中央高→九州総合スポーツカレッジ→ HOYO AC ELAN大分/HOYO大分/ヴェルスパ大分→レノファ山口→セレッソ大阪→水戸ホーリーホック→アビスパ福岡→ジェフユナイテッド市原・千葉→ヴェルスパ大分(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:266試合39ゴール
  • JFL通算:114試合31ゴール
  • 九州リーグ通算:33試合21ゴール

鹿児島県出身の福満隆貴選手は、出水中央高校から九州総合スポーツカレッジに入団。当時九州リーグ所属だった九州スポーツカレッジで2シーズンプレーし、33試合21ゴールの結果を残した。卒業後の2012年からJFL所属のHOYO AC ELAN大分(現:ヴェルスパ大分)に加入。当初はフルタイム勤務をこなした上で夜に練習という日々を過ごした。 身長171cmと小柄ながら、細かいタッチと柔らかな身のこなしで相手を翻弄し、3年間で85試合26ゴールと大きなインパクトを残しました。

2015年からはJ3レノファ山口へ移籍し、J3優勝とJ2昇格に貢献。特に左サイドからの切り込みと決定機を作るラストパスは、攻撃の核として大きな武器に。翌年のJ2でも40試合5得点をマークし、一気にJ1クラブからも注目される存在になった

2017年にはセレッソ大阪へ完全移籍し、J1デビュー。以降、水戸ホーリーホック、アビスパ福岡、ジェフユナイテッド千葉など複数クラブでプレーし、Jリーグ通算266試合39得点の堂々たる成績を記録。2024年には古巣・ヴェルスパ大分へ復帰し、再び中心選手として活躍しています。

FW:梅田魁人|JFL→J3→J2へ駆け上がった“反骨のストライカー”

  • 生年月日:1997年5月15日(28歳*2025年6月時点)
  • 出身:山口県
  • 身長:177㎝
  • 体重:75㎏
  • ポジション:フォワード(FW)
  • 所属クラブ:FCアウストルノ→高川学園中学/高校→福岡大→テゲバジャーロ宮崎→水戸ホーリーホック(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:266試合39ゴール
  • JFL通算:114試合31ゴール
  • 九州リーグ通算:33試合21ゴール

山口県出身の梅田魁人選手は、高川学園中→高川学園高校→福岡大学で育ち、大学卒業後にJFLのテゲバジャーロ宮崎へ加入。1年目でJFL新人王を獲得し、チームのJ3昇格に大きく貢献しました。

J3昇格初年度となる2021年も、AC長野戦でJ3初ゴールを記録し月間MVPを2度受賞。10月には鳥取戦で2ゴール・1アシストの大活躍を見せるなど、一気に飛躍を遂げました。

その後2022年に水戸ホーリーホックへ完全移籍。インステップからインサイドへのシュート技術を習得し、「オレらしい豪快ゴール」を度々披露し、チームの若い下支え役としても存在感を高めています。

MF:茂 平|JFL“挑戦→Jリーグへ”、攻守を支える中盤の要

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  • 生年月日:1993年4月14日(32歳*2025年6月時点)
  • 出身:長崎県
  • 身長:172㎝
  • 体重:67㎏
  • ポジション:ミッドフィールダー(MF)
  • 所属クラブ:キックスFC U-12/U-15→大分トリニータU-18→立命館大→奈良クラブ→ギラヴァンツ北九州→ブラウブリッツ秋田→大分トリニータ(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:194試合12ゴール
  • JFL通算:27試合16ゴール

長崎県大村市出身の茂 平選手(32歳)は、立命館大学卒業後、2016年にJFL・奈良クラブに加入。ここでルーキーイヤーながら15ゴールを挙げ、JFL新人王&ベストイレブンに輝いた。

翌年ギラヴァンツ北九州へステップアップし、J3でのプロキャリアをスタート。2019年6月にはJリーグ初得点を記録し、J3→J2昇格にも貢献しました。2020年からはブラウブリッツ秋田に移籍し、J3優勝(2020)とJ2残留に重要な役割を果たし、全試合出場で存在感を示しました。

2023年には古巣・大分トリニータへ完全移籍。復帰後は初年度ながら主力としてJ2に貢献し、2024年に契約を更新。チームからの信頼も厚く「1試合1試合を無駄にせず、自分のできることをやる」との言葉通り、チームの潤滑油としてプレーし続けています。

MF:栗本広輝|JFL6年+米国挑戦→J加入の異色経歴を持つ中盤司令塔

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  • 生年月日:1990年6月16日(35歳*2025年6月時点)
  • 出身:愛知県
  • 身長:180㎝
  • 体重:80㎏
  • ポジション:ミッドフィールダー(MF)
  • 所属クラブ:愛知FC→清水エスパルスSS藤枝→清水商業→順天堂大→Honda FC→フレズノFC→コロラドスプリングス・スイッチバックスFC→OKCエナジーFC→大宮アルディージャ→ブラウブリッツ秋田→引退(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:61試合1ゴール
  • JFL通算:180試合35ゴール
  • アメリカ通算:76試合3ゴール

愛知県名古屋市出身の栗本広輝選手は、順天堂大学卒業後にJFL・Honda FCへ加入し、在籍6年間でリーグ優勝4回、リーグ通算172試合34得点という圧巻の数字を残しました。その中でも、2016・2017年の2年連続JFL MVP、ベストイレブン選出という“JFL史上初の快挙”を達成しました。

2019年からはUSLチャンピオンシップ(米国2部)へ挑戦し、フレスノFC・コロラドスプリングス・OKCエナジーで76試合に出場。特に2021年には「Goal of the Month」を受賞するなど、各チームで中心選手として活躍した。

2022年2月にJ2・大宮アルディージャと契約し、アメリカからJリーグ入りという異例のキャリアを積んだ。Jリーグデビュー戦ではCB起用中にGK負傷により“急造GK”としてピッチに立つという異色のデビュー戦を経験。その後2シーズンで43試合出場、1得点を記録し、2023年末にブラウブリッツ秋田へ移籍し、2024シーズンをもって現役引退を発表した。

2024年の現役中に日商簿記検定3級、2級、統計検定2級に合格。引退後の新しい挑戦に向けての活動も目立った選手。

MF:弓場堅真|JFLの強豪Honda FCからJリーグFC今治でデビュー “攻守で走り支えるハードワーカー”

  • 生年月日:2000年10月12日(34歳*2025年6月時点)
  • 出身:大阪府
  • 身長:163㎝
  • 体重:61㎏
  • ポジション:ミッドフィールダー(MF)
  • 所属クラブ:大伴FC→川上FC→浜松開誠館高→国士舘大→Honda FC→FC今治(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:27試合1ゴール
  • JFL通算:22試合1ゴール

大阪・富田林市出身の弓場堅真選手は、浜松開誠館高校で静岡県大会得点王&ベストイレブンを獲得後、国士舘大学へ進学。大学3年時には総理大臣杯で優勝するなど、活躍を続けました。

2023年にJFL・Honda FCへ加入し、20試合1得点を記録。そこでの安定したパフォーマンスが評価され、2024年にはFC今治へ完全移籍。鹿児島キャンプでは熱発で出遅れながらも、第1節でJリーグデビューを果たし、8月にはJ3初得点も記録しました。

左利きサイドハーフとして、カットインからのシュートやクロス、そして攻守における全力の走りが持ち味。Honda FC時代には“ガチガチの競争を勝ち抜く”覚悟を見せ、今治でも右サイド・左サイドどちらでもプレー可能なユーティリティさを発揮しています。

DF:中村勇太|鹿島ユース出身の安定CB、JFL経由でJ定着へ

  • 生年月日:1999年7月6日(25歳*2025年6月時点)
  • 出身:千葉県
  • 身長:182㎝
  • 体重:77㎏
  • ポジション:ディフェンダー(DF)
  • 所属クラブ:鹿島アントラーズジュニアユース/ユース→東洋大→ヴェルスパ大分→アスルクラロ沼津(2025年現在)
  • Jリーグ通算成績:33試合1ゴール
  • JFL通算:23試合出場

千葉県出身の中村勇太選手は、鹿島アントラーズジュニアユース→ユースから東洋大学へ進学後、2022年にJFLのヴェルスパ大分へ加入し、2シーズンで19試合に出場する主力に成長 。

その後2024年にアスルクラロ沼津に完全移籍し、第1節のツエーゲン金沢戦でJリーグデビュー。続く7月20日の岐阜戦ではJ初ゴールも決めており、沼津で着実に力をつけています。

まとめ

以上19選手を紹介しました。

JFLのチームに行ってもその後の努力・結果で将来が変わっている選手がたくさんいます。

是非、プロを目指す方の参考になれば嬉しいです。

まだこんな選手がいるよ!って選手がいたらぜひ教えてください。

追加いたします。

よろしくお願いします。

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以上!!!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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