- ✅ 順位表の「2nd」「B」「セカンド」が何なのか
- ✅ 強豪校は3〜4チームを持っているのが普通だということ
- ✅ そのなかでプリンスリーグ以上にセカンドを送れている11校
- ✅ セカンドチームは優勝しても昇格できないという決まり
【2026年最新】プリンスリーグの「2nd」「B」って何?|セカンドをプリンス以上に送れる11校と、昇格できない決まり
高校サッカーこんにちは!サッカー脳です!
プリンスリーグの順位表を見ていると、「大津高校2nd」「流通経済大学付属柏B」「青森山田高校セカンド」といったチーム名が出てきます。
同じ高校の名前が違うリーグに並んでいるので、「これは何?」と思った方は多いはずです。
結論から言うと、これは同じ学校の2軍・3軍です。そしてセカンドチームを持つこと自体は、強豪校では当たり前です。この記事で見てほしいのは数の多さではなく、そのセカンドチームがどこまで上がっているかのほうです。
🏫 まず前提:強豪校は3〜4チームを持っています
部員数の多い学校は、1つのチームではとても足りません。1年生だけで100人を超える学校もあります。
例として、東京の高円宮杯U-18サッカーリーグ(T1〜T5)を数えてみました。
| リーグ | チーム数 | うちセカンド以下 |
| T1(東京の最上位) | 10 | 2 |
| T2 | 10 | 2 |
| T3 | 19 | 8 |
| T4 | 19 | 9 |
| T5 | 38 | 12 |
| 合計 | 96 | 33(34%) |
3チームに1つがセカンド以下。東京だけで19校が複数チームを出していて、國學院久我山と駒澤大学高校はA・B・C・Dの4チームを抱えています。
これは東京に限った話ではありません。全国大会の常連校なら、3〜4カテゴリーを持っているのは珍しくないと考えてください。つまり「セカンドチームがある」こと自体は、まったく特別ではないのです。
⛰ ただし、その多くは都道府県リーグ止まりです
ここからが本題です。セカンドチームはたくさんあっても、上がれる高さはまったく違います。
さきほどの東京を見てください。セカンド以下は33チームありますが、都の最上位T1に届いているのは、FC東京U-18 Bと帝京高校Bの2つだけ。残りの31チームはT3より下です。
そしてT1の上には、プリンスリーグ関東(1部・2部)があり、さらにその上にプレミアリーグがあります。セカンドチームがプリンスリーグにたどり着くには、都道府県リーグを勝ち上がっていく必要があるわけです。
🗾 セカンドをプリンスリーグ以上に送れている11の学校・クラブ
高校年代のリーグは3階層のピラミッドになっています。
いちばん上が全国リーグのプレミアリーグ(EAST・WEST各12の24チーム)。その下が地域リーグのプリンスリーグ(9地域・126チーム)。さらにその下に都道府県リーグが続きます。プリンスは全国リーグではなく、地域リーグです。
この記事では、上の2階層——プレミアとプリンスを合わせた150チームを見ていきます。
この150チームのなかに、同じ学校・クラブの名前が2つ以上入っているものが11あります。
| 学校・クラブ | チーム1 | チーム2 | チーム3 |
| 大津 (熊本) | プレミアWEST(8位) | プリンス九州1部(8位) | プリンス九州2部(5位) |
| 流通経済大学付属柏 (千葉) | プレミアEAST(1位) | プリンス関東1部(6位) | - |
| 青森山田 (青森) | プレミアEAST(6位) | プリンス東北(2位) | - |
| 鹿島アントラーズユース (茨城) | プレミアEAST(2位) | プリンス関東2部(5位) | - |
| 帝京長岡 (新潟) | プレミアEAST(7位) | プリンス北信越1部(9位) | - |
| ヴィッセル神戸U-18 (兵庫) | プレミアWEST(1位) | プリンス関西2部(9位) | - |
| サガン鳥栖U-18 (佐賀) | プレミアWEST(4位) | プリンス九州2部(10位) | - |
| 京都橘 (京都) | プリンス関西1部(1位) | プリンス関西2部(4位) | - |
| 近江 (滋賀) | プリンス関西1部(5位) | プリンス関西2部(8位) | - |
| 日本文理 (新潟) | プリンス北信越1部(4位) | プリンス北信越2部(6位) | - |
| 日章学園 (宮崎) | プリンス九州1部(5位) | プリンス九州2部(7位) | - |
カッコ内は2026年9月22日時点の順位です。順位表はプレミアリーグとプリンスリーグの記事で随時更新しています。
目を引くのが新潟から2校入っていることです。帝京長岡はファーストがプレミアEAST、セカンドが北信越1部。日本文理はファーストが北信越1部、セカンドが北信越2部。つまり北信越1部では、帝京長岡の2軍と日本文理の1軍が同じリーグで戦っています(9月22日時点で日本文理が4位、帝京長岡2ndが9位)。
セカンドチームを持つ学校は全国に数百校あります。そのなかで2軍が地域リーグ以上に達しているのは、この11校だけです。これは選手層の厚さがそのまま順位表に出た形だといえます。レギュラーになれなかった選手が、別の学校なら主力としてプリンスリーグを戦える——そういう学校ということです。

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