この記事はワールドカップに出場する国~ヨーロッパ編~として
ヨーロッパからW杯出場を決めた国々を紹介しています。
今回の紹介はpart3(イングランド、ポルトガル、クロアチア、セルビア)になります。
他のヨーロッパの出場国の紹介は以下になります。
ヨーロッパ出場国紹介part1(ベルギー、スペイン、デンマーク、スイス、ポーランド)
ヨーロッパ出場国紹介part2(フランス、オランダ、ドイツ、ウェールズ)
この記事を読めば以下の事がわかります。
- ワールドカップヨーロッパ予選を勝ち上がった13か国中4か国(イングランド、ポルトガル、クロアチア、セルビア)について
- それぞれの国の注目選手
ヨーロッパ予選を勝ち抜いた13か国をおさらい
2022年カタールワールドカップのヨーロッパ予選の結果です。
予選にエントリーした国は、欧州サッカー連盟に加入している55か国です。
ここから13国の枠を争いました。
55か国を10個のグループ(1グループ5or6か国)に分けて、
各グループの首位がワールドカップの出場権を獲得。
2位のチームがプレーオフラウンドに進出します。
それとプラスしてヨーロッパネーションズリーグというヨーロッパ各国で行われるリーグ戦の結果で上位2チーム(今回はチェコ、オーストリア)がプレーオフラウンドに進出しています。
各グループの結果を簡単に見ていきましょう。
A | セルビア | ポルトガル | アイルランド | ルクセンブルク | アゼルバイジャン | |
B | スペイン | スウェーデン | ギリシャ | ジョージア | コソボ | |
C | スイス | イタリア | 北アイルランド | ブルガリア | リトアニア | |
D | フランス | ウクライナ | フィンランド | ボスニアヘルツェゴビナ | カザフスタン | |
E | ベルギー | ウェールズ | チェコ | エストニア | ベラルーシ | |
F | デンマーク | スコットランド | イスラエル | オーストリア | フェロー諸島 | モルドバ |
G | オランダ | トルコ | ノルウェー | モンテネグロ | ラトビア | ジブラルタル |
H | クロアチア | ロシア | スロバキア | スロベニア | キプロス | マルタ |
I | イングランド | ポーランド | アルバニア | ハンガリー | アンドラ | サンマリノ |
J | ドイツ | 北マケドニア | ルーマニア | アルメニア | アイスランド | リヒテンシュタイン |
結果、各グループ首位通過した、
セルビア・スペイン、スイス、フランス、ベルギー、デンマーク、オランダ、クロアチア、イングランド、ドイツが本大会出場を決めました。
2位のチーム、ポルトガル、スウェーデン、イタリア、ウクライナ、ウェールズ、スコットランド、トルコ、ロシア、ポーランド、北マケドニアとチェコ、オーストリアがプレーオフ出場を決めました。
プレーオフは12チームを4チームずつ3つのブロックに分け勝ち上がった3チームが本大会に出場出来ます。
結果は以下になります。
プレーオフA出場国:スコットランド、ウクライナ、ウェールズ、オーストリア
プレーオフB出場国:ロシア、ポーランド、スウェーデン、チェコ
プレーオフC出場国:イタリア、北マケドニア、ポルトガル、トルコ
プレーオフA勝者:ウェールズ
プレーオフB勝者:ポーランド
プレーオフC勝者:ポルトガル
以上が出場国になります。
まとめると・・・
セルビア・スペイン、スイス、フランス、ベルギー、デンマーク、オランダ、クロアチア、イングランド、ドイツ、ウェールズ、ポーランド、ポルトガル
の13か国になります。
ではここからは出場を決めた13か国のうちの4か国、
イングランド、ポルトガル、クロアチア、セルビアの4か国を紹介していきます
イングランド(7大会連続16回目)
FIFAランキング5位
グループB(イングランド、イラン、アメリカ、ウェールズ)
前回2018年ロシア大会は4位という結果でした。
これまで1回優勝しており、久しぶりの優勝も狙えるチームの一つ。
ここ最近の試合は迷走している感はあるが、ロシア大会は4位、EURO2021では準優勝と結果が出ている点は、流石というべきか。
イングランドは元々対人に強く、縦に速いサッカーのフィジカルを前面に押し出すサッカーを得意としています。
しかし、近年イングランドのクラブの影響で、繋ぐ部分もフォーカスされています。
今回のW杯では新しいイングランド代表が見られるかもしれません。
注目選手
・MF:ジュード・ベリンガム(ドルトムント:ドイツ)
2003年6月29日生まれ(2022年時点で19歳)
今大会の10代選手の中で、スペインのガビと並んで、再注目の若手選手ではないでしょうか?
色々なビッククラブが獲得を狙っているとされる同選手。
ボランチが主戦場のこの選手は、守備ではボール奪取能力に優れ、攻撃でも前へ推進力を見せたり、決定的なパスを出したりと、攻守の能力がかなり高い選手。
まだ若干19歳。フランスのエムバぺが前回大会で活躍したのも19歳。
この選手もその可能性を秘めている選手の一人です。
・MF:デクラン・ライス(ウエストハム:イングランド)
1999年1月14日生まれ(2022年時点で23歳)
現在守備的ミッドフィールダーの中では世界No.1と言われている選手。
ボール奪取能力に優れ、危険なエリアを察知して潰す能力、かつクリーンに奪う能力に優れており、攻撃の起点にもなれる選手。
イングランド代表が、躍進するとするためには、この選手の活躍が必要不可欠です。
ポルトガル(6大会連続8回目)
FIFAランキング9位
グループH(ポルトガル、ガーナ、ウルグアイ、韓国)
クリスティアーノ・ロナウドを頂点におき、その脇を若いスピード・技術のある選手たちが支えています。
近年ロナウドの決定力に陰りが見えていますが、ミランで売り出し中のラファエル・レオン等若手の勢いもあり、まだまだ優勝候補の一つであることは変わりありません。
ロナウドは最後の大会で何を残すのか・・・
ロナウドの活躍と若手の躍動を楽しみしてみてください。
注目選手
・FW:クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスターユナイテッド:イングランド)
1985年2月5日生まれ(2022年時点で37歳)
言わずと知れたゴールハンター
代表最多得点記録を持つ選手。
現時点で117得点。これをどこまで伸ばせるのか。
衰えを見せ始めてはいますが、おそらく最後のW杯でどんな活躍を見せるのか注目しましょう。
・FW:ラファエル・レオン(ミラン:イタリア)
1999年6月10日生まれ(2022年時点で23歳)
若手ドリブラーの中で、レアルマドリードのヴィニシウス・ジュニオールと並んで注目されているのではないでしょうか。
縦に仕掛けて、ゴールのお膳立てができ、中に入ってゴールも決められるドリブル技術。
恐らく代表ではスーパーサブの位置かと思いますが、この選手が出てきたら是非ドリブルに注目してください。
クロアチア(3大会連続6回目)
FIFAランキング12位
グループF(ベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチア)
前回大会準優勝国。
大ベテランのモドリッチを中心に、ポゼッションも可、パワーで押し込むこともできると、様々なオプションを持ったチーム。
チームの高齢化が気になるところではありますが、テクニックに優れるチームなので、見ていて楽しいチームの一つであることは変わりません。
前回大会の準優勝を超えられるのか。
是非注目して見てください。
注目選手
・MF:ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード:スペイン)
1985年9月9日生まれ(2022年時点で37歳)
クロアチアのレジェンド。
37歳で衰えは見せてはいるが、錆びつかない技術と経験からクロアチアを牽引しています。
ドリブルからのアウトサイドでのスルーパスは一見の価値ありです。
是非この選手の最後の?W杯を見逃さないでください。
・MF:マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル:イタリア)
1992年11月16日生まれ(2022年W杯開幕時点で30歳)
モドリッチと共にクロアチアの中盤の核になる選手。
絶妙なポジショニング、パススキルは秀逸です。
するすると前に上がってのシュート技術も高いです。
どちらかと言えば攻撃面の場面がクローズアップされやすいですが、守備面はポジショニングが良く、味方と上手く挟み込む能力が高いです。
セルビア(16大会ぶり2回目)
FIFAランキング21位
グループG(ブラジル、セルビア、スイス、カメルーン)
ヨーロッパ予選では強豪ポルトガルを押さえて、グループ1位で本大会出場を決めました。
日本でもお馴染みの、ドラガンストイコビッチ監督のもと、チーム一丸となってグループリーグ突破を目指します。
スタイルはサイド突破や、鋭いカウンタースタイル。
ブラジル以外は横一線だと思うので、面白い試合が見られると思うので注目してください。
注目選手
・FW:ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユベントス:イタリア)
2000年1月28日生まれ(2022年時点で22歳)
若手センターフォワードの中で注目度が高い選手の一人。
優れたテクニック、シュート技術を持ち、ターゲットにもなれ、正直何でもできるフォワードの一人です。
この選手のゴールでセルビア代表としての初めての決勝トーナメントに導けるか注目してください。
・MF:フィリップ・コスティッチ(ユベントス:イタリア)
1992年11月1日生まれ(2022年大会時点30歳)
左サイドからのチャンスメイクはセルビアの攻撃パターンの一つで、ヴラホヴィッチとの連携も素晴らしいものがあります。
ここ数シーズンアシスト数を10以上積み上げているのが、その左足の精度を物語っています。
左サイドを疾走するこの選手を是非注目してください。
まとめ
今回はヨーロッパのワールドカップ出場国part3として、イングランド・ポルトガル・クロアチア・セルビアの紹介を行いました。
ヨーロッパ各国の強豪チームに所属している選手も多く、どの国も間違いなく強い国ばかりです。
是非あなたのお気に入りのヨーロッパの国を見つけて見てください!
ここ2002年にブラジルが優勝して以降、ワールドカップの優勝国は全てヨーロッパから生まれています。
2022年もヨーロッパの国が優勝するのか?
そしてどこが優勝するのか皆さん注目してください!!!
あと、他にも「この選手紹介して-」っていうのがあれば是非教えてください!
そしてもしお時間あれば、実際に試合も見て一緒に応援しましょう!!!
ヨーロッパpart3で紹介した以外の出場国のことを簡単にさらっと知りたい場合は以下をクリックしてください。
以上!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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