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Jリーグのスタジアムはどれだけ埋まっている?収容率ランキングと新スタジアム効果・アウェーで観客を呼ぶクラブ

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Jリーグのスタジアムはどれだけ埋まっている?収容率ランキングと新スタジアム効果 Jリーグ
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Jリーグのスタジアムは、試合の日にどれくらい埋まっているのでしょうか。

この記事では、Jリーグ公式データサイトの入場者数と各スタジアムの入場可能数から、クラブごとのスタジアムの埋まり具合(収容率)を出しました。新しいスタジアムに移ったクラブの入場者の変化や、アウェーでも観客を呼ぶクラブ、国立競技場での開催もまとめています。クラブ別・シーズン別の入場者数ランキングはJリーグ観客動員ランキングの記事で紹介しています。

📌 この記事の数字について

入場者数はJリーグ公式データサイトの「年度別入場者推移」「入場者一覧」(リーグ戦だけ)、入場可能数はJリーグ公式サイトの各クラブページの数字です。クラブの数字はホーム試合の平均です。2026年前半の百年構想リーグは、地域リーグラウンド(各クラブ9試合)の数字です。

📘 この記事で使う言葉

  • 埋まり具合(収容率):ホーム試合の平均入場者数を、スタジアムの入場可能数で割った割合
  • 入場可能数:Jリーグ公式サイトの各クラブページに載っている、スタジアムに入れる人数。芝生席は数えていません
  • 百年構想リーグ:2026年2〜6月に行われた特別大会。Jリーグが秋に始まるシーズンへ移るあいだに行われました
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⚡ ひと目でわかるポイント

  • スタジアムの埋まり具合(百年構想リーグ)は、V・ファーレン長崎の97.9%がトップ。広島・岡山も9割超え
  • 入場者数がいちばん多い浦和レッズは、6万人以上入る埼玉スタジアム2002が本拠地のため、埋まり具合は6割ほど
  • 新しいスタジアムに移ったクラブは入場者が大きく増え、長崎は移る前の約2.2倍に
  • アウェーでも観客を呼ぶクラブ(2025年J1)の1位は鹿島アントラーズ

🏟 スタジアムの埋まり具合(百年構想リーグ)

入場者数は、スタジアムの大きさにも左右されます。そこで、各クラブのメインのホームスタジアムで開いた試合の平均入場者数を、そのスタジアムの入場可能数(Jリーグ公式)で割って、どれくらい埋まったかを出しました。国立競技場など、ほかの会場で開いた試合は除いています。

💡 ここでの入場可能数:Jリーグ公式の各クラブページの数字(2026年9月時点)です。芝生席は数えていないため、芝生席のあるスタジアムは少し高めに出ます。水戸ホーリーホックは百年構想リーグの本拠地だったケーズデンキスタジアム水戸(10,152人)、FC今治は2026年8月の増席前の5,316人で計算しました。ヴァンラーレ八戸とテゲバジャーロ宮崎は、Jリーグ公式の数字が座席だけ(1,204人・1,819人)で実際の入場者より少ないため、施設全体の収容人数(5,200人・5,226人)を使っています。

J1百年構想リーグ

百年構想リーグJ1全20クラブのスタジアムの埋まり具合(平均入場者数÷入場可能数)の棒グラフ。1位はV・ファーレン長崎の97.9%

1位はV・ファーレン長崎(97.9%)。サンフレッチェ広島(92.9%)・ファジアーノ岡山(90.8%)も9割を超えました。入場者数では1位の浦和レッズは、6万人以上入る埼玉スタジアム2002が本拠地のため57.3%です。最も低い横浜F・マリノスの日産スタジアムは、入場可能数が7万人を超える日本最大級のスタジアムです。

順位クラブスタジアム入場可能数平均埋まり具合
1V・ファーレン長崎PEACE STADIUM Connected by SoftBank20,268人19,842人97.9%
2サンフレッチェ広島エディオンピースウイング広島28,413人26,390人92.9%
3ファジアーノ岡山JFE晴れの国スタジアム15,479人14,057人90.8%
4柏レイソル三協フロンテア柏スタジアム15,098人13,160人87.2%
5水戸ホーリーホックケーズデンキスタジアム水戸10,152人8,367人82.4%
6川崎フロンターレUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu26,827人22,079人82.3%
7清水エスパルスIAIスタジアム日本平19,594人15,392人78.6%
8京都サンガF.C.サンガスタジアム by KYOCERA21,293人16,287人76.5%
9ジェフユナイテッド千葉フクダ電子アリーナ19,470人14,599人75.0%
10名古屋グランパス豊田スタジアム42,753人31,796人74.4%
11セレッソ大阪YANMAR HANASAKA STADIUM24,481人17,827人72.8%
12ガンバ大阪パナソニック スタジアム 吹田39,694人28,532人71.9%
13鹿島アントラーズメルカリスタジアム39,095人27,769人71.0%
14ヴィッセル神戸ノエビアスタジアム神戸27,974人18,002人64.4%
15FC町田ゼルビア町田GIONスタジアム15,320人9,741人63.6%
16FC東京味の素スタジアム47,851人29,344人61.3%
17浦和レッズ埼玉スタジアム200262,040人35,559人57.3%
18東京ヴェルディ味の素スタジアム47,851人20,942人43.8%
19アビスパ福岡ベスト電器スタジアム21,546人9,004人41.8%
20横浜F・マリノス日産スタジアム71,624人26,177人36.5%

J2・J3百年構想リーグ

百年構想リーグJ2・J3全40クラブのスタジアムの埋まり具合(平均入場者数÷入場可能数)の棒グラフ。1位はFC今治の85.4%

1位はFC今治(85.4%)、2位はいわきFC(82.5%)。どちらも5,000人台のスタジアムを本拠地にするクラブです。

順位クラブスタジアム入場可能数平均埋まり具合
1FC今治アシックス里山スタジアム5,316人4,541人85.4%
2いわきFCハワイアンズスタジアムいわき5,076人4,189人82.5%
3ベガルタ仙台ユアテックスタジアム仙台19,526人13,054人66.9%
4RB大宮アルディージャNACK5スタジアム大宮15,491人10,354人66.8%
5ジュビロ磐田ヤマハスタジアム(磐田)15,165人9,460人62.4%
6藤枝MYFC藤枝総合運動公園サッカー場10,057人5,750人57.2%
7鹿児島ユナイテッドFC白波スタジアム12,212人6,980人57.2%
8テゲバジャーロ宮崎いちご宮崎新富サッカー場5,226人2,842人54.4%
9栃木シティCITY FOOTBALL STATION5,092人2,760人54.2%
10福島ユナイテッドFCとうほう・みんなのスタジアム5,710人3,077人53.9%
11SC相模原相模原ギオンスタジアム6,259人3,354人53.6%
12松本山雅FCサンプロ アルウィン19,796人10,363人52.4%
13ヴァンフォーレ甲府JIT リサイクルインク スタジアム15,853人8,139人51.3%
14湘南ベルマーレレモンガススタジアム平塚15,380人7,774人50.5%
15モンテディオ山形NDソフトスタジアム山形20,638人10,023人48.6%
16ヴァンラーレ八戸プライフーズスタジアム5,200人2,383人45.8%
17ツエーゲン金沢金沢ゴーゴーカレースタジアム10,728人4,438人41.4%
18横浜FCニッパツ三ツ沢球技場15,442人6,238人40.4%
19奈良クラブロートフィールド奈良5,369人2,148人40.0%
20サガン鳥栖駅前不動産スタジアム20,219人7,988人39.5%
21アルビレックス新潟デンカビッグスワンスタジアム41,684人16,046人38.5%
22ギラヴァンツ北九州ミクニワールドスタジアム北九州15,300人5,712人37.3%
23レイラック滋賀FC平和堂HATOスタジアム6,444人2,298人35.7%
24FC岐阜岐阜メモリアルセンターヒマラヤスタジアム岐阜16,310人5,805人35.6%
25徳島ヴォルティス鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム17,924人6,323人35.3%
26カターレ富山富山県総合運動公園陸上競技場18,191人5,970人32.8%
27レノファ山口FC維新みらいふスタジアム15,115人4,847人32.1%
28AC長野パルセイロ長野Uスタジアム15,515人4,967人32.0%
29北海道コンサドーレ札幌大和ハウス プレミストドーム38,794人10,703人27.6%
30大分トリニータクラサスドーム大分31,997人8,415人26.3%
31FC琉球沖縄県総合運動公園陸上競技場10,189人2,563人25.2%
32ブラウブリッツ秋田ソユースタジアム18,560人4,533人24.4%
33栃木SCカンセキスタジアムとちぎ24,670人6,005人24.3%
34ザスパ群馬正田醤油スタジアム群馬15,190人3,424人22.5%
35高知ユナイテッドSCGIKENスタジアム16,010人3,166人19.8%
36ガイナーレ鳥取Axisバードスタジアム11,999人2,248人18.7%
37愛媛FCニンジニアスタジアム20,919人3,686人17.6%
38ロアッソ熊本えがお健康スタジアム30,275人5,295人17.5%
39カマタマーレ讃岐四国化成MEGLIOスタジアム22,338人2,706人12.1%
40FC大阪東大阪市花園ラグビー場26,443人2,809人10.6%

2026/27シーズンの数字は、シーズンが終わったら追加します。

ちなみに世界では、ボルシア・ドルトムント(平均81,365人)やバイエルン・ミュンヘン(75,000人)のように、7万〜8万人規模のスタジアムを本拠地にするクラブが平均でも7万人を超える観客を集めています。世界のクラブ別の平均はサッカー観客動員数で見る世界各国の1部リーグ人気度で紹介しています。※世界の数字はTransfermarktの集計(2025-26シーズン)

🎫 観戦に行くときのヒント

  • 埋まり具合が高いクラブ(V・ファーレン長崎 97.9%・サンフレッチェ広島 92.9%・ファジアーノ岡山 90.8%・FC今治 85.4%・いわきFC 82.5%)は、席に余裕が少ないスタジアムです。人気のある対戦は、早めにチケットを用意しておくと安心です
  • 埋まり具合が低いクラブ(東京ヴェルディ 43.8%・アビスパ福岡 41.8%・横浜F・マリノス 36.5%)は、大きなスタジアムを本拠地にしていて、席に比較的余裕があります
  • 入場者がいちばん多い浦和レッズでも、6万人以上入る埼玉スタジアム2002なので、埋まり具合は6割ほど(百年構想リーグ)です
  • スタジアムの場所や入場可能数は、Jリーグ全60クラブのホームスタジアム一覧で紹介しています

🆕 新しいスタジアムで入場者はどう変わった?

2016年以降に新しく建ったスタジアムへ本拠地を移したクラブの、移る前と移った後のホーム試合の平均です。

クラブ新しいスタジアム移る前移った後変化
ガンバ大阪パナソニック スタジアム 吹田
(2016年開場)
15,999人
2015年・J1
25,342人
2016年・J1
1.6倍
ギラヴァンツ北九州ミクニワールドスタジアム北九州
(2017年2月開場)
3,224人
2016年・J2
5,939人
2017年・J3
1.8倍
J3に降格した年でも増えました
京都サンガF.C.サンガスタジアム by KYOCERA
(2020年1月開場)
7,850人
2019年・J2
13,229人
2023年・J1
1.7倍
2020〜22年はコロナの影響があるため、2023年と比べています
FC今治今治里山スタジアム(現アシックス里山スタジアム)
(2023年1月開場)
2,320人
2022年・J3
3,711人
2023年・J3
1.6倍
サンフレッチェ広島エディオンピースウイング広島
(2024年2月開場)
16,128人
2023年・J1
25,609人
2024年・J1
1.6倍
ツエーゲン金沢金沢ゴーゴーカレースタジアム
(2024年2月開場)
4,225人
2023年・J2
5,435人
2024年・J3
1.3倍
J3に降格した年でも増えました
V・ファーレン長崎PEACE STADIUM Connected by SoftBank
(2024年10月開場)
7,300人
2023年・J2
15,877人
2025年・J2
2.2倍
2024年は途中から新スタジアム。丸1年使った2025年と比べています

どのクラブも、新しいスタジアムに移ると入場者が大きく増えています。とくに長崎は約2.2倍で、2025年はJ2でいちばん多くの入場者を集めました。※開場の時期はWikipediaによる。リーグが変わった年は、対戦相手も変わる点に注意してください

📈 コロナ前(2019年)から伸びたクラブ

2019年と2025年の両方でJリーグにいた53クラブのうち、ホーム試合の平均がいちばん伸びたクラブです。

順位クラブ2019年2025年伸び
1東京ヴェルディ5,371人(J2)21,121人(J1)3.9倍
2ブラウブリッツ秋田1,549人(J3)4,953人(J2)3.2倍
3FC町田ゼルビア4,718人(J2)14,018人(J1)3.0倍
4藤枝MYFC1,740人(J3)5,029人(J2)2.9倍
5京都サンガF.C.7,850人(J2)16,538人(J1)2.1倍
6カターレ富山2,737人(J3)5,635人(J2)2.1倍
7V・ファーレン長崎7,737人(J2)15,877人(J2)2.1倍
8福島ユナイテッドFC1,242人(J3)2,374人(J3)1.9倍
9サンフレッチェ広島13,886人(J1)25,585人(J1)1.8倍
10ジェフユナイテッド千葉9,701人(J2)15,549人(J2)1.6倍

上位には、J2からJ1へ上がった東京ヴェルディ・FC町田ゼルビア・京都サンガF.C.や、新しいスタジアムに移ったV・ファーレン長崎・サンフレッチェ広島が並びます。

✈️ アウェーでも観客を呼ぶクラブ(2025年J1)

そのクラブがアウェーで戦った試合の、平均入場者数です(J1の平均は21,246人)。サポーターが多く遠征するクラブほど、相手のスタジアムの入場者も増えます。

順位クラブアウェー試合の平均試合
1鹿島アントラーズ24,865人19
2川崎フロンターレ24,457人19
3浦和レッズ23,578人19
4FC東京22,620人19
5横浜F・マリノス22,250人19
6ガンバ大阪22,119人19
7清水エスパルス21,672人19
8柏レイソル21,623人19
9FC町田ゼルビア21,494人19
10東京ヴェルディ21,454人19

※相手のスタジアムの大きさや、国立競技場での開催にも左右されます。いちばん少なかったのは京都サンガF.C.(18,624人)でした。

🏟 国立競技場で開かれたJリーグの試合

建て替えた国立競技場(2026年からの呼び名はMUFGスタジアム)では、2022年からJリーグの試合が開かれています。クラブが自分のホーム試合を国立で開くことが増え、1試合平均は毎年4万7千人を超えています。

シーズン試合平均
2022年350,083人
2023年851,517人
2024年1350,320人
2025年1047,710人
百年構想リーグ(2026年前半)647,910人

国立でホーム試合を開いたクラブ(2022年以降・試合数の多い順):FC東京(12試合)、FC町田ゼルビア(9試合)、清水エスパルス(5試合)、鹿島アントラーズ(3試合)、ヴィッセル神戸(3試合)、東京ヴェルディ(3試合)、名古屋グランパス(1試合)、湘南ベルマーレ(1試合)、横浜F・マリノス(1試合)、ジェフユナイテッド千葉(1試合)、川崎フロンターレ(1試合)

※J1・J2・J3のリーグ戦と百年構想リーグ(地域リーグラウンド)。建て替え前の国立競技場では2014年までJリーグの試合が開かれていました。

📝 まとめ

  • スタジアムの埋まり具合は、入場者数のランキングとは顔ぶれが大きく違い、入場可能数が1万〜3万人ほどのスタジアムを本拠地にするクラブが上位に並びます
  • 新しいスタジアムに移ったクラブは、どこも入場者が大きく増えています
  • 国立競技場でのホーム試合は、1試合平均で毎年4万7千人を超えています

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