サッカー脳のW杯2026データ分析シリーズ、第6弾です。第4弾(身長・年齢)、第5弾(市場価値)に続き、今回は「海外組 vs 国内組」。全48カ国の代表が、どれだけ”自国の外”でプレーする選手で構成されているかをランキングにしました。
このデータの定義(重要)
- 海外組=所属クラブが自国リーグ以外の選手(例:日本人でドイツのクラブに所属)
- 国内組=自国リーグのクラブに所属する選手(例:Jリーグの日本人)
- ※「海外生まれ」ではなく所属クラブの所在地で分類しています
- 📌 所属クラブは大会前(メンバー発表時点)の情報です。大会期間中の移籍(レアル・マドリードの新加入など)は反映していません
対象は全48カ国の最終登録メンバー26人ずつ=合計1248人。所属クラブの国で集計したところ、全体では902人(約72%)が海外組でした。出典は各国の公式発表メンバー(FIFA/各協会)です。
🌍 海外組比率ランキング 全48カ国
海外組の人数が多い順(=自国リーグへの依存が低い順)に並べました。同数は同順位です。
| 順位 | 国 | 海外組 | 国内組 | 海外組% |
| 1 | 🇺🇾 ウルグアイ | 26人 | 0人 | 100% |
| 1 | 🇨🇻 カーボベルデ | 26人 | 0人 | 100% |
| 1 | 🇨🇼 キュラソー | 26人 | 0人 | 100% |
| 1 | 🇨🇩 コンゴ民主共和国 | 26人 | 0人 | 100% |
| 1 | 🇨🇮 コートジボワール | 26人 | 0人 | 100% |
| 1 | 🇸🇳 セネガル | 26人 | 0人 | 100% |
| 7 | 🇬🇭 ガーナ | 25人 | 1人 | 96% |
| 7 | 🇨🇴 コロンビア | 25人 | 1人 | 96% |
| 7 | 🇭🇹 ハイチ | 25人 | 1人 | 96% |
| 7 | 🇧🇦 ボスニア・ヘルツェゴビナ | 25人 | 1人 | 96% |
| 11 | 🇦🇷 アルゼンチン | 24人 | 2人 | 92% |
| 11 | 🇪🇨 エクアドル | 24人 | 2人 | 92% |
| 11 | 🇳🇱 オランダ | 24人 | 2人 | 92% |
| 11 | 🇨🇦 カナダ | 24人 | 2人 | 92% |
| 11 | 🇭🇷 クロアチア | 24人 | 2人 | 92% |
| 11 | 🇨🇭 スイス | 24人 | 2人 | 92% |
| 11 | 🇵🇦 パナマ | 24人 | 2人 | 92% |
| 11 | 🇲🇦 モロッコ | 24人 | 2人 | 92% |
| 19 | 🇩🇿 アルジェリア | 23人 | 3人 | 88% |
| 19 | 🇦🇹 オーストリア | 23人 | 3人 | 88% |
| 19 | 🇸🇪 スウェーデン | 23人 | 3人 | 88% |
| 19 | 🇵🇾 パラグアイ | 23人 | 3人 | 88% |
| 19 | 🇧🇪 ベルギー | 23人 | 3人 | 88% |
| 19 | 🇯🇵 日本 | 23人 | 3人 | 88% |
| 25 | 🇳🇴 ノルウェー | 22人 | 4人 | 85% |
| 26 | 🇦🇺 オーストラリア | 21人 | 5人 | 81% |
| 26 | 🇵🇹 ポルトガル | 21人 | 5人 | 81% |
| 28 | 🇹🇳 チュニジア | 20人 | 6人 | 77% |
| 29 | 🇺🇸 アメリカ | 19人 | 7人 | 73% |
| 29 | 🇧🇷 ブラジル | 19人 | 7人 | 73% |
| 29 | 🇰🇷 韓国 | 19人 | 7人 | 73% |
| 32 | 🏴 スコットランド | 18人 | 8人 | 69% |
| 32 | 🇫🇷 フランス | 18人 | 8人 | 69% |
| 34 | 🇳🇿 ニュージーランド | 17人 | 9人 | 65% |
| 35 | 🇮🇶 イラク | 16人 | 10人 | 62% |
| 36 | 🇲🇽 メキシコ | 14人 | 12人 | 54% |
| 36 | 🇯🇴 ヨルダン | 14人 | 12人 | 54% |
| 38 | 🇹🇷 トルコ | 11人 | 15人 | 42% |
| 39 | 🇺🇿 ウズベキスタン | 10人 | 16人 | 38% |
| 40 | 🇮🇷 イラン | 9人 | 17人 | 35% |
| 40 | 🇪🇬 エジプト | 9人 | 17人 | 35% |
| 40 | 🇪🇸 スペイン | 9人 | 17人 | 35% |
| 40 | 🇨🇿 チェコ | 9人 | 17人 | 35% |
| 44 | 🇩🇪 ドイツ | 7人 | 19人 | 27% |
| 44 | 🇿🇦 南アフリカ | 7人 | 19人 | 27% |
| 46 | 🏴 イングランド | 5人 | 21人 | 19% |
| 47 | 🇶🇦 カタール | 1人 | 25人 | 4% |
| 47 | 🇸🇦 サウジアラビア | 1人 | 25人 | 4% |
🥇 海外組100%=6カ国
26人全員が海外組
- 🇨🇻 カーボベルデ/🇨🇼 キュラソー/🇨🇩 コンゴ民主共和国/🇨🇮 コートジボワール/🇸🇳 セネガル/🇺🇾 ウルグアイ
アフリカ勢は「若くして欧州へ」が当たり前で、自国リーグの規模も小さいため全員が海外組に。南米の伝統国ウルグアイも、主力は欧州や南米大国(ブラジル・アルゼンチン)でプレーしており国内組ゼロでした。
🇯🇵 日本代表は海外組88%(19位タイ・国内組3人)
26人中23人が海外組
- 国内組(Jリーグ)はわずか3人=長友佑都・大迫敬介・早川友基
- 海外組比率88%は過去最多レベル。アジアでは突出(韓国は73%、中東勢は国内中心)
主力のほぼ全員が欧州5大リーグでしのぎを削る、まさに”海外組の時代”を象徴する構成です。
🏠 逆に「自国リーグ依存」が高い国は?
国内組が多いTOP(海外組が少ない順)
- 🇶🇦 カタール・🇸🇦 サウジアラビア=25人が国内組(海外組は1人だけ)
- 🏴 イングランド=21人が国内組(プレミアリーグが強い)
- 🇩🇪 ドイツ・🇿🇦 南アフリカ=19人/🇪🇸 スペイン・🇨🇿 チェコ・🇪🇬 エジプト・🇮🇷 イラン=17人
強い自国リーグを持つ国(英・独・西)と、オイルマネーで自国リーグを手厚くする中東(カタール・サウジ)が、国内組中心という対照的な構図です。
📊 データからわかる4つのこと
傾向まとめ
- ① 強い自国リーグがある国は「国内組」が多い…イングランド・ドイツ・スペイン
- ② アフリカ・南米の強豪はほぼ全員”欧州組”…セネガル・コートジボワール・ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ・モロッコ
- ③ 中東は自国リーグ厚遇で国内組中心…カタール・サウジアラビア
- ④ 日本はアジアで突出した”海外組の国”…88%が欧州中心の海外組
📝 まとめ
「海外組が多い=強い」と単純には言えませんが、選手がどんな環境で戦っているかは、そのチームのスタイルや経験値を映す鏡でもあります。全選手の年齢・所属リーグなどの詳細は出場全選手データまとめで、市場価値は第5弾でも分析しています。あわせてどうぞ。


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