W杯2026で戦った日本代表26人。実はちょうど4年前(2022年11月・カタールW杯のころ)を振り返ると、驚きの事実が見えてきます。高校生が2人、J2の選手が2人——今や世界を舞台に戦う選手たちの「4年前」を全員分たどり、そこから見えてくる「2030年の主力は今どこにいるのか?」のヒントを探ります。
📋 【一覧表】26人は4年前どこにいた?
カタールW杯が行われた2022年11月時点の所属がこちら。★はカタールW杯メンバーです。
| 選手 | 4年前(2022年11月) | 現在(2026年) |
| 鈴木彩艶(GK) | 浦和レッズ(控えGK・20歳) | パルマ🇮🇹 正GK |
| 菅原由勢(DF) | AZアルクマール🇳🇱 | ヴェルダー・ブレーメン🇩🇪 |
| 谷口彰悟(DF) | 川崎フロンターレ ★ | シントトロイデン🇧🇪 |
| 板倉滉(DF) | ボルシアMG🇩🇪 ★ | アヤックス🇳🇱 |
| 長友佑都(DF) | FC東京 ★ | FC東京 |
| 町野修斗(FW) | 湘南ベルマーレ ★ | ボルシアMG🇩🇪 |
| 田中碧(MF) | デュッセルドルフ🇩🇪(2部) ★ | リーズ・ユナイテッド🏴 |
| 久保建英(MF) | レアル・ソシエダ🇪🇸 ★ | レアル・ソシエダ🇪🇸 |
| 後藤啓介(FW) | ジュビロ磐田U-18(高2) | シントトロイデン🇧🇪 |
| 堂安律(MF) | SCフライブルク🇩🇪 ★ | フランクフルト🇩🇪 |
| 前田大然(FW) | セルティック🏴 ★ | セルティック🏴 |
| 大迫敬介(GK) | サンフレッチェ広島 | サンフレッチェ広島 |
| 中村敬斗(MF) | LASK🇦🇹 | スタッド・ランス🇫🇷 |
| 伊東純也(MF) | スタッド・ランス🇫🇷 ★ | KRCヘンク🇧🇪 |
| 鎌田大地(MF) | フランクフルト🇩🇪 ★ | クリスタル・パレス🏴 |
| 渡辺剛(DF) | コルトレイク🇧🇪 | フェイエノールト🇳🇱 |
| 鈴木唯人(MF) | 清水エスパルス | SCフライブルク🇩🇪 |
| 上田綺世(FW) | セルクル・ブルッヘ🇧🇪 ★ | フェイエノールト🇳🇱 |
| 小川航基(FW) | 横浜FC(J2) | NECナイメヘン🇳🇱 |
| 瀬古歩夢(DF) | グラスホッパー🇨🇭 | ル・アーヴル🇫🇷 |
| 伊藤洋輝(DF) | シュツットガルト🇩🇪 ★ | バイエルン🇩🇪 |
| 冨安健洋(DF) | アーセナル🏴 ★ | アヤックス🇳🇱 |
| 早川友基(GK) | 鹿島アントラーズ(大卒2年目) | 鹿島アントラーズ |
| 佐野海舟(MF) | FC町田ゼルビア(J2) | マインツ05🇩🇪 |
| 鈴木淳之介(DF) | 湘南ベルマーレ(公式戦デビュー前) | FCコペンハーゲン🇩🇰 |
| 塩貝健人(FW) | 國學院久我山高校(高3) | ヴォルフスブルク🇩🇪 |
※選手の所属クラブは2026年7月時点のものです。移籍などにより変わる場合があります。
📊 4年前の内訳|半分は「国内」にいた
| 4年前のカテゴリー | 人数 | 主な選手 |
| 海外クラブ | 14人 | 久保・冨安・鎌田・板倉 など |
| J1 | 8人 | 谷口・長友・鈴木彩艶・早川 など |
| J2 | 2人 | 佐野海舟(町田)・小川航基(横浜FC) |
| 高校生 | 2人 | 後藤啓介(磐田U-18)・塩貝健人(久我山) |
カタールW杯メンバーから継続したのは26人中13人。つまり「半分」がこの4年間で新たに台頭した選手です。しかも約半数(12人)は4年前、国内(J1・J2・高校)にいました。
🔥 “4年で世界へ”駆け上がった5人のストーリー
🇩🇪 佐野海舟|J2町田 → ブンデスの主力へ
4年前はJ2のFC町田ゼルビアでプレー。そこから鹿島→マインツと駆け上がり、今やブンデスリーガで堅実な守備が光る日本の中盤の要に。「J2から4年でW杯」を体現した象徴的な存在です。
🇩🇪 塩貝健人|高校3年生 → 大学経由でブンデスへ
4年前は國學院久我山高校の3年生。卒業後は慶應義塾大学に進学し、大学サッカーで得点を量産→横浜F・マリノス→オランダNEC→ヴォルフスブルクと、わずか4年で高校生からW杯戦士に。大学経由でも間に合うことを証明しました。
🇧🇪 後藤啓介|高2の2種登録 → 欧州で成長した長身FW
4年前はジュビロ磐田U-18の高校2年生(2種登録でトップデビューしたばかり)。磐田からアンデルレヒトへ渡り、シントトロイデンで台頭。10代で欧州に挑戦した早熟ルートの代表格です。
🇮🇹 鈴木彩艶|浦和の控えGK → セリエAの正GK
4年前は浦和レッズの控えGK(当時20歳)。シントトロイデンを経てパルマの正守護神となり、日本代表の1番を背負うまでに。GKは「4年」で景色が一変するポジションです。
🇩🇰 鈴木淳之介|公式戦デビュー前 → 欧州へ
4年前は湘南ベルマーレの高卒ルーキーで、まだ公式戦デビュー前。そこから湘南でCBとして成長し、FCコペンハーゲンへ。デビュー前の選手が4年後にW杯のピッチに立ちました。
🔭 では「2030年の主力」は今どこにいる?
この法則をそのまま当てはめると——2030年W杯の主力は、今まさにJ1・J2・高校・大学のピッチにいる可能性が高い、ということになります。
- 今J2で無双している若手MFは、4年後“第2の佐野海舟”かもしれない
- 今年のインターハイ・選手権で輝く高校生は、“第2の塩貝健人・後藤啓介”かもしれない
- J1でベンチを温める若きGKは、“第2の鈴木彩艶”かもしれない
つまり、いまJリーグや高校サッカーを見ることは、「未来の日本代表」を最前列で見ることでもあります。W杯が終わっても、次の物語はもう始まっています。
📝 まとめ
W杯2026の26人のうち、半分は4年前にカタールW杯メンバーではなく、高校生やJ2の選手までいました。4年という時間は、サッカー選手を世界の舞台まで運びます。次の4年、あなたの推しクラブの若手が日本代表になる姿を、ぜひ最初から見届けてください。


コメント