こんにちは。
2022年カタールワールドカップについての疑問です。
ワールドカップっていつも6月とかにやってなかった?
なんで今回は11月なの?
こんな風に思った方もいるのではないでしょうか?
そうなんです。
2022年カタールワールドカップは何故か11月〜12月開催になっているのです。
今回はこちらの疑問について解説していきたいと思います。
興味ある方は是非ご覧ください。
カタールってどこ?日本からの距離、時差は?
地図はこちらで確認してみてください。
カタールは日本からみるとほぼ西に位置しています。
距離にすると直線距離で8131㎞あります。
航空機で以下の時間がかかるようです。
- 成田空港から約12時間
- 羽田空港から約11時間
- 大阪空港から約11時間半
直行便があるので比較的行きやすいですね。
日本との時差は約6時間です。(日本の方が6時間進んでいます。)
なので試合は夜から朝方にかけての試合がほとんどです。
サッカーカタール代表の実力
サッカーの実力はどうでしょうか?
FIFAランキングという、国別の世界ランキングのようなものがあります。
こちらによるとカタールは現在FIFAランキング50位になります。
全32チーム中カタールより下に位置している国は2か国のみです。
ちなみに日本代表は24位です。
ただこのカタール代表、少し前にはなりますが、2019年のアジアカップで
日本を破り見事優勝を果たしています。
なので決してアジアの中では弱くないと思います。
ただ世界的見るとだいぶ下の実力かな?と思います。
せっかくなので、以下で全出場国をおさらいしてみてください。
2022年カタールワールドカップ開催期間
2022年カタールワールドカップは、日本時間11月21日〜12月19日(現地時間11月20日〜12月18日)の日程で開催されます。
日程を細かく見ていくと、
2022年日本時間11月21日1時に開幕します。(現地時間11月20日19時)
決勝戦は、日本時間12月19日24時(現地時間12月18日18時)
この約1か月間大会が行われている期間になります。
グループリーグは11月21日〜12月3日までです。
11月21日にホスト国カタールの開幕戦があり、グループリーグが始まります。
その後グループリーグ1日4試合のペースで試合が行われていきます。
グループリーグの日程は12日間行われ、12月3日に終了する予定となっています。
その後決勝トーナメントが行われます。
決勝トーナメントは、12月4日〜19日までです。
ラウンド16:12月4日〜12月7日
準々決勝:12月10日〜11日
準決勝:12月14日〜15日
3位決定戦:12月18日
決勝戦:12月19日
以上の日程で行われます。
細かい日程や対戦カード、放送局について知りたい方はこちらをご覧ください。
何故11月〜12月開催なのか?
では本題!!!
何故11月〜12月開催なのかを解説していきたいと思います。
一般的にワールドカップが行われる時期、6〜7月はカタールでは以下のような天候状態です。
カタールの6月〜7月の気温は平均で40℃を超えることが多く、最高気温が50℃を超えることもあるそうです。
ひえ〜・・・
それは暑すぎて死んじゃいそうですね・・・
これは11~12月開催で正解だな~
国際サッカー連盟(FIFA)はその環境下で試合をすることは危険と判断し、
開催時期を11月〜12月に行うことにしたそうです。
カタールに住んでいる人たちでさえこの時期は外に出ないようにするそうなので、
プレーする選手を守る観点から言えば正解と言えば正解なのでしょう。
プチ情報として・・・
- カタールの11月〜12月の平均気温は19℃〜25℃
- ヨーロッパの11月〜12月の平均気温は10℃〜15℃前後の地域が多い
ヨーロッパよりはだいぶ暑いようですが、気温的には寒すぎず暑すぎずといった所でしょうか?
選手たちは試合をしやすいかもしれませんね。
ちなみに・・・
今回ワールドカップが行われるカタールの会場は全て屋根付きの屋内競技場のようです。
空調が効いているスタジアムになっていると言われているので、快適ですね!!!
と思いきや・・・
この記事にあるように課題は山積みのようです・・・
各国リーグの中断時期
あれ?
でも、この時期のヨーロッパサッカーのリーグって、リーグ戦の真っ最中じゃなかった?
そうなんです。
6月〜7月は、ヨーロッパのリーグは概ね5月中旬くらいまでには終了しているので、約1ヵ月の準備期間が取れます。
ただ今回のワールドカップはリーグ戦を中断して行うので、ほとんどの選手は準備期間が10日もない状態でワールドカップを戦うこととなります。
直前で怪我をしたら治すのも難しくなるし、コロナに感染でもしたら大変だね・・・
リーグ戦はいつまでやっているのですか?
- イングランド:プレミアリーグ:11月12日
- スペイン:ラ・リーガ:11月9日
- ドイツ:ブンデスリーガ:11月11日〜13日
- イタリア:セリエA:11月13日
- フランス:リーグアン:11月13日
概ね以上のような日程で中断期間に入ります。
いつもシーズン終わりでワールドカップを戦うことを考えると、コンディションは非常に良い選手が多くなるかもしれません。
ちなみに日本のJリーグは11月5日はJ1リーグの日程が終了します
しかし・・・
選手が、大会期間中に怪我をして帰ってくるようだと、代表選手を多く抱えているチームは、かなり大変なことになります。
各国リーグの毎年優勝を争うチームは、悩みどころになりそうですね。
そういう意味では、代表選手のいないチームは、中断期間を使って、色々な戦術の落とし込みや連携を強化出来る可能性がありそうですね。
中断明けのリーグ戦はある意味、番狂わせが起きやすくなっているかもしれません。
11月〜12月のメリット、デメリットのまとめ
じゃあこの時期にワールドカップが開催されることのメリット、デメリットはどんなことがあるんだろう?
メリット
- 夏時期に比べ涼しいのでプレーしやすい
- ヨーロッパリーグを戦う選手はリーグ期間中なので、コンディションが良い選手が多い
デメリット
- 代表選手を多く抱えているチームは選手が怪我を抱えて帰ってくる恐れがある
- 3~4日に1試合という日程の中で試合が行われることによる精神的・肉体的な疲労
なるほど。
コンディションが良いから普段よりテンションの高い、凄い試合が見られる可能性がある反面、シーズン途中なので、怪我のリスクが怖いということになりますね。
まとめ
以上、今回は2022年カタールワールドカップがなぜ11月〜12月に開催されるのかを解説しました。
いつもとは違う開催方法の中で、どのチームがそれを味方につけるのか。
ヨーロッパの国が優勝するのか?
南米の国が優勝するのか?
はたまた、超意外なダークホースが旋風を巻き起こすのか?
もしかすると番狂わせもたくさん起きてしまう大会になるかもしれませんね。
そういう見方をしながら今回の大会を見ていくのも面白いと思います。
是非皆さん、色々な国の色々な選手のスーパープレイを楽しみにしていきましょう。
僕も楽しみです。
ワールドカップに出場する全チームについて簡単に紹介しています。
宜しければこちらも是非ご覧ください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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