こんにちは。
9月から第105回全国高校サッカー選手権の都道府県予選が本格的に始まります。そこで気になるのが、高校年代の最高峰リーグ「高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ」に所属する強豪校が、いつ予選を戦うのかです。
この記事では、プレミアリーグ2026に所属する高体連9校について、現在のリーグ順位・夏の実績・選手権予選の日程を1本にまとめました。
🤔 プレミアリーグ24チームのうち、選手権に出られるのは9校だけ
プレミアリーグはEAST・WESTの2リーグ制で、合わせて24チームが戦っています。ただし全国高校サッカー選手権に出場できるのは高校(高体連)のチームだけです。
👀 プレミアリーグ24チームの内訳
Jクラブのユースチーム:15チーム(鹿島ユース、FC東京U-18、柏U-18、ヴィッセル神戸U-18 など)
高校(高体連):9校 ← この9校だけが選手権予選に出ます
Jクラブのユースチームは、選手権ではなくJユースカップや日本クラブユース選手権を戦います。つまり「プレミアリーグで上位にいる強豪」がそのまま選手権に出てくるわけではない、というのがこの大会の面白いところです。
📋 プレミアリーグ所属9校の選手権予選 日程一覧
順位は第14節終了時点(2026年9月20日)のもので、JFA公式の日程・結果から集計しています。県予選の初戦は、各県サッカー協会が公開している組み合わせ表によります(埼玉は埼玉新聞の報道)。
| 学校 | 県 | リーグ順位 | 成績 | 県予選の初戦 | 県の決勝 |
| 流経大柏 | 千葉 | EAST 1位 | 勝点31(10勝1分3敗) | 10/31 準々決勝 | 11/14 |
| 前橋育英 | 群馬 | EAST 5位 | 勝点22(6勝4分4敗) | 11/3 準々決勝 | 11/15 |
| 青森山田 | 青森 | EAST 6位 | 勝点22(7勝1分6敗) | 10/27 準々決勝 | 11/1 |
| 帝京長岡 | 新潟 | EAST 7位 | 勝点21(7勝0分7敗) | 10/31 準々決勝 | 11/8 |
| 昌平 | 埼玉 | EAST 9位 | 勝点17(5勝2分7敗) | 10/31 準々決勝 | 11/15 |
| 神村学園 | 鹿児島 | WEST 5位 | 勝点20(5勝5分4敗) | 10/28 2回戦 | 11/8 |
| 米子北 | 鳥取 | WEST 7位 | 勝点18(5勝3分5敗) 13試合 | 10/18 2回戦 | 10/31 |
| 大津 | 熊本 | WEST 8位 | 勝点18(6勝0分6敗) 12試合 | 10/24 準々決勝 | 11/7 |
| 東山 | 京都 | WEST 10位 | 勝点17(5勝2分7敗) | 10/25 4回戦 | 11/7 |
※リーグ順位・成績は2026年9月26日時点。県予選の初戦と決勝日は10月3日時点で、9校すべての組み合わせが出そろっています。米子北は第10節(大津戦、11月15日に延期)、大津は第10節と第13節(ガンバ大阪ユース戦、中止)が未消化のため試合数が少なくなっています。
📌 いちばん早く登場するのは米子北(10月18日)
9校のうち、最初に試合をするのは米子北で、10月18日の2回戦から。前日の10月17日にはプレミアリーグの名古屋U-18戦があり、2日連続の試合になります。
大津(10/24)・青森山田(10/27)・帝京長岡(10/31)・昌平(10/31)の4校は準々決勝が初戦、東山は10月25日の4回戦からです。神村学園は10月28日の2回戦、流経大柏は10月31日の準々決勝、いちばん遅いのは前橋育英で11月3日の準々決勝から登場します。
🔥 9校それぞれの見どころ
EASTの5校
流経大柏(千葉/EAST1位)……勝点31でEAST首位(第14節終了時点)。14試合で10勝と安定しています。夏はU-17 Dawn Cup広島で3位に入りました。千葉の予選は1次→2次→決勝トーナメントの3段階で、流経大柏は決勝トーナメントの準々決勝(10月31日)から登場します。決勝は11月14日、フクダ電子アリーナです。
青森山田(青森/EAST6位)……夏のU-18青森ユースを6戦全勝・13得点0失点で制しました。リーグでは14試合で23得点25失点と守備に課題を残していますが、地元開催の大会では一度も失点していません。県予選は10月27日の準々決勝が初戦です。
帝京長岡(新潟/EAST7位)……14試合で33得点は、鹿島アントラーズユース(38得点)に次ぐEAST2位の得点力。新潟の予選は9月5日から11月8日までと長丁場で、帝京長岡は10月31日の準々決勝から登場します。
前橋育英(群馬/EAST5位)……夏は和倉ユースで優勝。48チームが集まる大会を制しました。群馬は9月20日に1次予選が終わり、前橋育英はシード校として11月3日の準々決勝から登場します。決勝は11月15日、正田醤油スタジアム群馬です。
昌平(埼玉/EAST9位)……5勝2分7敗と、リーグでは苦しいシーズンが続いています。埼玉の決勝トーナメントは48チームで10月11日に開幕し、第1シードの昌平は10月31日の準々決勝から登場。決勝は11月15日、埼玉スタジアム2002です。
WESTの4校
大津(熊本/WEST8位)……夏はU-17 Dawn Cup広島で準優勝、和倉ユースでも9位。リーグは2試合が未消化で、12試合6勝6敗。熊本の予選は10月24日の準々決勝が初戦です。
神村学園(鹿児島/WEST7位)……5勝5分4敗と引き分けの多いシーズン。夏はパワーワークカップに参加しました。鹿児島の予選は47都道府県でもっとも遅い10月26日開幕で、神村学園はベスト4シードで、10月28日の2回戦から登場します。
東山(京都/WEST10位)……14試合で11得点17失点と、ロースコアな戦いが続いています。京都の予選は65チームが出場し、東山は10月25日の4回戦から登場します。
米子北(鳥取/WEST7位)……13試合で勝点18。夏から順位を3つ上げました。県予選は10月18日の2回戦から登場します。鳥取は例年、全国でも屈指の「代表校が固定されやすい県」として知られます。
📅 夏のフェスティバルでの成績
プレミアリーグは6月末で中断し、9月5日の第12節から再開します。その間、9校は各地の夏のフェスティバルで実戦を積みました。
| 学校 | 2026年夏の主な成績 |
| 流経大柏 | U-17 Dawn Cup広島 3位/鹿嶋サッカーフェスティバル出場 |
| 青森山田 | U-18青森ユース 優勝(6戦全勝・13得点0失点)/和倉ユース11位 |
| 帝京長岡 | 和倉ユース23位/U-18青森ユース出場 |
| 前橋育英 | 和倉ユース 優勝/U-17 Dawn Cup広島 出場 |
| 昌平 | 鹿嶋サッカーフェスティバル出場 |
| 大津 | U-17 Dawn Cup広島 準優勝/和倉ユース9位 |
| 神村学園 | パワーワークカップ出場 |
| 東山 | 和倉ユース19位/U-18青森ユース出場 |
| 米子北 | 和倉ユース19位/U-17 Dawn Cup広島 出場 |
夏の各大会の詳しい結果は、下記の記事にまとめています。



シード制の仕組みは県によって大きく違います。埼玉の昌平・西武台は決勝トーナメントから、愛媛の今治東・新田は準々決勝が初戦、大阪桐蔭にいたっては開幕から1か月半後の10月18日が初戦です。47都道府県の予選がどう違うのかは、こちらにまとめました。

🗓️ プレミア勢は「予選の後半」から登場します
ここが、この9校を追ううえでいちばん大事なポイントです。プレミアリーグは9月5日の第12節から再開し、最終節は12月13日。選手権予選も9月から11月に行われるため一見ぶつかりそうですが、実際には各都道府県が、リーグ戦の空いている日に予選を組んでいます。
その仕組みがシード制です。プレミアリーグ・プリンスリーグ所属校は予選の序盤(1次予選)が免除され、後半のトーナメントから登場します。
👀 群馬の例(前橋育英)
群馬の1次予選は9月5日〜20日でしたが、前橋育英はシード校のため1次には出場しません。昨年度の要項では「プレミアリーグ所属チームはベスト4シード、プリンスリーグ所属チームはベスト8シードを保障」と定められていて、前橋育英は昨年、第1シードとして準々決勝(11月1日)から登場しました。今年も9月28日に発表された決勝トーナメントで、11月3日の準々決勝から登場します。
👀 千葉の例(流経大柏)
千葉は1次(6月)→2次(8/29〜9/23。9/20の試合は荒天で順延)→決勝トーナメント(10/17〜11/14)の3段階です。流経大柏は2次トーナメントの参加チームに名前がなく、決勝トーナメントから登場します。
決勝トーナメントは10/17・18、10/24・25、10/31・11/1、11/8、11/14と8つの日程枠が用意されており、流経大柏は10月31日の準々決勝から登場します。
県の決勝日とプレミアリーグの日程を突き合わせると、実際に重なっていません。
| 学校 | 県の決勝日 | 同じ日のプレミアリーグ |
| 青森山田 | 11月1日(日) | なし(第18節10/17-18、第19節11/21-22) |
| 帝京長岡 | 11月8日(日) | なし(第19節11/21-22) |
ただし完全に無関係というわけではありません。予選が進むほど日程は過密になり、リーグ戦との連戦も出てきます。たとえば米子北は10月17日にプレミアの名古屋U-18戦、翌18日に県予選の2回戦と2日続けて試合があります。9校にとってこの秋は、リーグでの順位争いと、一発勝負の予選を並行して勝ち抜く難しいシーズンになります。
プレミアリーグの全日程はこちらにまとめています。

プレミアリーグの1つ下、プリンスリーグ9地域126チームの順位もまとめています。選手権予選でシードに入る強豪校の多くがこのリーグに所属しています。

📝 まとめ
プレミアリーグ所属の9校は、いずれも全国トップレベルの実力を持ちながら、まずは県予選という一発勝負を勝ち抜かなければ全国大会に出られません。シード制で後半からの登場になるぶん、初戦がいきなり準々決勝という学校が6校(大津・青森山田・帝京長岡・昌平・流経大柏・前橋育英)あります。調整の難しさも含めて、例年プレミア勢が県予選で姿を消すことは珍しくありません。
47都道府県すべての予選日程と代表校は、下記の記事で随時更新しています。

全国のフェスティバルを年間でまとめた記事もあわせてどうぞ。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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